英単語学習での『語源』理解のススメ | 「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

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「英単語を、如何に効率的に覚えるか」

 

これは、英語学習の最大の課題の一つではないでしょうか。

 

単語本を眺めているだけでは、なかなか覚えられないと感じるのは私だけではないと思います。

 

何度も見ていても覚えられない場合は、ポストイットに書いて机の前に貼ったりすることもあります。

 

 

さて、英単語を覚える時に私がやっていることがあります。

 

それは、『語源』の確認です。

 

 

単語はアルファベットの組合せです。

記号の並びの様なものですので、眺めているだけではなかなか脳に定着してくれません。

 

語源、つまりアルファベットの組合せの意味を知れば、その単語を覚えやすいということです。

 

 

私は次の本を活用しています。

 

 

 

新しい単語に出会って「覚えにくいな」と感じる場合は、この本の索引でその単語を探してみます。

辞典の様に沢山の単語が掲載されているわけではありませんが、掲載されていればその単語の”構造”が理解できますので、すんなりと覚えることができてしまうことが少なくありません。

 

 

例として、『指圧』「鍼(はり)』の単語でご説明します。

 

英語では次の通りです。

 

指圧:acupressure

 

鍼: acupuncture

 

acupressure(指圧)の方は、「-press(押す)」、「-pressure(圧力)」という語が入っていますので、「指圧」という意味は簡単に覚えられます。

 

覚え難そうなのは acupuncture(鍼)ではないでしょうか。

 

この紹介した『語源で極める 英単語手帳』には、次の様に説明されています。

29ページです。

 

「point, punct, pung」の意味は、「さす」

 

例として次の説明があります。

 

・針が刺さってパンク(puncture)する車

 

・punct(さす)+al(形容詞)で、”時間の一点を指している”

  →punctualの意味が、「時間を守る

 

・pung(さす)+ent(形容詞)で、”鼻をさすような”

  pungentの意味が、「刺激の強い

 

puncの意味が「さす」ということを知れば、「鍼」が「acupuncture」ということは容易に覚えられるということです。

 

 

中には、かなりの想像力を働かせなければその単語の意味に辿り着けないようなものも少なくはありませんが、単語を覚えるための材料の一つとしては活用の価値があると思っています。

 

 

語源について書かれた書籍としては、次もあります。

 

 

 

 

この本の「はじめに」の説明も参考になります。

 

lavatory, laundry, lava, lavish, lavender の語源「lav(a)」は、「流れる」、「洗う」という意味ということです。

 

そこから、次の様な意味になっているという説明です。

 

lavatory:洗面所、トイレ

laundry: 洗濯物

lava:  溶岩

lavish: 気前がよい

lavender:ラベンダー(香水)

 

lavaが「溶岩」という意味であることは知っていましたが、これで繋がりました。

 

 

 

 

 

英語の勉強法全般についての書籍は次です。