"Pal「きみ!」" を実際に使うシーン | 「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

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英語を勉強していて迷うことの一つが、

「その英語表現、実際に使うのか」

「使うとすると、どのようなシチュエーションで使うのか」

が分かりにくいことだと思っています。

 

"pal"という英単語があります。

 

「pen pal」の "pal" で、「友達」、「仲間」といった意味ですね。

 

では、この言葉は、実際にどのような場面で使うのでしょうか。

 

留学や駐在などで実際に英語圏で長く生活すれば理解できることもありそうですが、そうでなければ映画やドラマを参考にするのが理解を深める一つの方法です。

 

 

まず、辞書を見ると "pal" は次のように説明されています。

 

[スーパー・アンカー英和辞典 第4版]

「pal」

 1.《やや古風》友だち、仲間、遊び仲間

 2.《やや古風》(男性に対する呼びかけで)おい、きみ

   (しばしば避難の響きを伴う

 

[NEW COLLEDGE 新英和中辞典 第6版]

「pal」

 ≪口語≫(名詞)

 1.仲間、仲よし、友だち

 2.[(しばしば親しくない人への)呼び掛けに用いて]

   おい、お前、君

 

これらの辞書には、次のようなキーワードがありますので、参考になりそうです。

やや古風

しばしば避難の響きを伴う

口語

(しばしば親しくない人への)呼び掛けに用いて

 

なんとなく "pal" という単語の雰囲気がつかめたような気がします。

 

実際に映画のシーンで使われていましたので、その例を2つ紹介します。

 

 

①映画『アンタッチャブル』

 

昨日の記事で、ショーンコネリーが次のように言うシーンを紹介しました。

 

"You gotta beef?"

 

この同じシーンです。

 

ケビンコスナー演じるネスが仕事で悩み、通りかかったショーンコネリー演じる警察官のマローンにあたってしまう場面です。

 

ここでマローンは2回ネスを「pal」と呼びます。

 

1回目は、職務質問しようとしてネスが拳銃を所持していることを見つけて言います。

 

"OK, pal."

 

「ちょっとまった、これは何だ。」という感じです。

 

2回目は、悩んでいるネスを、10~15歳位年上のマローンがネスを気遣って、兄のように落ち着いて声を掛けます。「おい、大丈夫なのか?」と。

 

"Are you OK, pal?"

 

 

②映画『MIB3』

 

かなりラストのシーンです。

 

父を亡くしたことを知らない少年に「daddyはどこ?」と聞かれたケイ(K)捜査官が言います。

 

"He wanted me to stay here to take care of his best pal."

 

日本語吹き替えでは、次のように言っています。

 

「彼から頼まれた。ここに残って、”親友”の世話をしてくれって。」

 

 

2つだけの例では全く十分ではありませんが、他に使われているシーンがあれば参考にして理解を深めたいと思います。