自分のトリセツ(取り扱い説明書)をいかに更新していくか。 | 景色見ながら、のんびり進む。/東郷 彩乃

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■ 自分のトリセツ(取り扱い説明書)をいかに更新していくか。


東郷 彩乃です。

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私が小学生の頃


”オバタリアン”

という言葉が流行った。

 

いま調べたら

1988年から連載された

4コマ漫画のタイトルらしい。

 

オバタリアンは

”恥ずかしげもなく

図々しい行動をする中年女性”

 

”あつかましい中年女性”

のことを指すそう。

 

 

昔は「どうしておばさんになると

ずうずうしくなるのかな?」と

疑問に思ってた。

 

だけど今はわかる。

 

年を重ねるごとに

どんどん自分のことがわかってきて


好き、嫌い、がはっきりし

許容できるものが減っていく。※

 

(※年と共に

柔軟になる部分もあるはずだけど)

 

 

 

 

人に対して

厚かましくなってしまう

(自分の意見を通す際に相手への配慮ができない)のは

ちょっと悲しいけど、

 

自分への理解が増すのは

喜ばしいこと。

 

とても生きやすくなるから。

 

自分のトリセツを

ひとつひとつ更新していくほどに

 

肩の力を抜き

日々を全うすることができる。

 

私が最近更新した

自分のトリセツは、

 

「誰かと会った後は

咀嚼する時間が必ず必要」

ということ。

 

 

前に書いた

「スケジュールに余白をつくる」

ということと

繋がるんですが

 

 

 

誰かと会った後

その人と話したこと、

その人から教わったこと、

一緒の空間で

ふと湧いてきた思いなど…

 

それらを思い返したり

ノートに書き出す時間が

必要で大事。

 

ランチのあと、きのうのセッションの振り返りを

 

昔はスケジュール帳が

まっ黒になるほど

人との予定を詰め込んで

「それが幸せ」だと思ってたから

 

咀嚼の時間をとるなんて

考えもしなかった。

 

生きる年代や

その時代の世の中の風潮など

いろんなことに

影響されてはいるけど、

 

同じ人生で

考え方がここまで変わることが

あるんだなぁ、

と興味深い。

 


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去年の後半から

人と会うのが

とても楽しいけど、

 

会ったあとに

この咀嚼の時間が

とれないのであれば


「会わない。」という選択をする。

 

ちゃんと余白のあるときに

会う約束をする。

 

ちょっとストイックなようだけど

 

こうやって

私が平和な心を保つことが

いかに大事なことか、

 

知ってるからには

無視できない。

 

ひとつひとつの

誰かとの時間の共有を

宝石のように扱っていく。




オバタリアンには

なりたくないけど、

 

守るべきところを

びしっと守れる人でいたい。