こんにちは。夫婦関係専門カウンセラーの松尾 聡子です。

結婚するにしても、しないにしても

子どもができると、私たちは自動的に親になるわけですが

よく考えると、「親になる」勉強って、してないんですよね。

だから、ほとんどの親は、手探りで子育てをやっています。

毒親の話や虐待の話を聞いて「私は、こうはならない」と思っていても

実は知らず知らずのうちに

「良かれと思って」やっていることで、子どもに悪影響を及ぼしていることもあります。

それが何かを知っていれば、

ちゃんと回避できて、安心して子育てができますよね。

それに気づいた受講生さんの感想です

もうすぐ4歳の子を育て中です。

今回の内容を「今、学べて良かったー!」というのが率直な感想です。

親心で良かれと思っての言動が、

全く違うメッセージで届くこともあると知って、

すごいな、難しいなぁ…と思いました。



○ヘリコプターペアレント

以前、これをテーマにした特集をテレビで見て知ってはいました。

そこで取り上げた例は、本当に過保護がひどく

「さすがにこうはなれないわー」と思ってました。

当時、まだ子どもがいなかった、というのもあります。

しかし、今は

「私もしかしたらなるかも…」という思いです^^;

辛い思いはさせたくないという気持ちで、

つい手や口を出したり、先回りして危険回避したりしそうだなぁ…と。

今は分かっていても、いつかは頭から抜けたりするだろうから、

時々第4回目のテキストを見返して、

過保護、過干渉になっていないか気づけるように出来たらな…と思います。

(Mさん)


「ヘリコプターペアレント」は、ひと言でいうと

ヘリコプターのように子どもを頭上から見張り、指示やアドバイスをし続ける親のことです。

子どもが傷つかないように、危険な目に遭わないように、遠回りしないように、

という「子どものためを思って」という親心から出ているので、

親が自分では気づきにくいんです。



「子どものためなんだから、いいんじゃない?」

と思うかもしれませんが、

じつは、とてもよくないんです。

なぜかというと、親が自分の代わりに問題を解決してくれるため

自分で問題解決ができなくなるんですね。

そうすると、大人になっても

大事なことを自分で考えて、決断することができなくなるんです。

誰かに解決を丸投げして、責任回避してしまうし、

自分でどうにもできないと、すぐに心折れてしまったりします。

職場でも家庭でも、周囲からの信頼を失うばかりです。



そうすると、自己肯定感が育たなくなるんですね。

失敗しないで順風満帆だと、自己肯定感が育つような気もしますが、

逆なんです。

何かしようとしても、常に親が先に決めてしまったり、

自分の気持ちや決断を否定されて「こっちにしなさい」と、言われ続けていると

自分の考えや価値観に自信が持てなくなってしまうんです。



「良かれと思って」やっていることは、なかなかやめられないものです。

でも、子育てにおけるゆるぎない指針が自分の中にあれば、

自信を持って子育てできます。

そんな親からの関わり方は、子どもの安心感と自己肯定感につながります。

「自分が安心するため」の子育てをしたいのか、

子どもが、自分の人生を自信を持って歩める力をつけさせる子育てをしたいのか、

あなたは、どちらですか?

ぜひ、この機会に考えてみてくださいね。



ところで、Mさんがおっしゃっているように

私も、今、自分が講座でお伝えしている内容を

子どもが小さいころから知っていたかった!と思います。

これから子育ての予定がある方、

まさに子育て真っ最中の方にこそ、ぜひ受けていただきたい講座です。

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