さて、これは何でしょうか？
「拾ってきた枝？」とか思われそうですが…これは、リコリス。甘草（カンゾウ）と言うとピンとくる方が多いかもしれませんね。
地中海地方、北アジアなどに自生するマメ科の植物で、スパイスとしては主に根や根茎を使います。苦味のような独特の香りがありますが、「甘さは砂糖の５０倍以上」と言われ甘味料として使われてきた歴史があります。
使い方としては、煮出して甘い水を作ったり、細かくしてハーブティーに入れるなど。ちなみにヨーロッパでは、リコリスを甘味料として使った真っ黒な紐のようなお菓子を指すことも。
中国漢方では、解熱、去痰、抗アレルギーなどの目的で調合されているようです。肝機能に作用するので、長期間や多量の利用、高血圧の方は避けた方が良いそうです。
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低カロリーで甘味が強いのでダイエットにも効果的！