「ラー油」まだまだブームですね。最近は、ご自宅で“オリジナルラー油”を作る方も多いようで。
お好みで材料は様々だと思うのですが、欠かせないのが「花椒」(四川山椒とも)。
中国料理とくに四川料理では必須スパイスです。
花椒 Shichuan Pepperセシュアンペパー(直訳すると「四川の胡椒」)
ペパーとついていますが、ご存じの通り「胡椒」ではなく「山椒」の種類。
(ちなみに日本の山椒はJapanese pepperです)
痺れるような辛さが特徴。麻婆豆腐のビリビリした辛みはこのセシュアンペパーが生み出しています。
中国のあちこちで採れるようですが、四川産が最高級だとか。
消炎鎮痛、消化促進、血圧を下げるなどの効果があると言われ、古くから中国漢方で使用されています。
定番の麻婆豆腐の他に、肉の臭み消しとしても使えるので、餃子や肉団子などに入れると効果的です。
また煮込み料理や炒め物にはホールのままで使ってみてください。香りと辛みが楽しめます。
胡椒や日本の山椒よりも辛さが強いので、使い過ぎには十分注意してください。