ども、レパード沼です。
昨日、梅雨の合間に少し走りました。
目的地は青森市滝沢にある月光の滝方面。
5月頃だったか、
フォローしている地元の自転車乗りの方のtweetで、
月光の滝手前、左側に溶鉱炉のような廃墟があるけど何だろう?
と呟いていました。
上北鉱山の関係では?
昔、旧野内駅まで鉱石を運ぶロープウェイ(索道)があったから
と返信しましたが、どうもスッキリしません。
その事を思いだし、その廃墟を見に行こうと思ったのです。
いつものように
合浦公園を抜け、野内から新運動公園の中を通って滝沢地区へ。
風も気温もちょうどいい、気持ちいいライド。
あっ、
自転車はe-bikeのトドップです。
斜度は弛いけど、川をさかのぼるので、少し楽しようかと(汗)
でも、アシスト量は下から2番目のツアーモード縛りにしました。
記憶より長い集落を通り、
今年になってから2度もニュースになる事故を起こしているヤバい運送会社の前を通り過ぎ、
人家がなくなってきたので、左側に廃墟がないか注意しながら登ります。
気がつくと月光の滝に到着していました。

来週、大祭があるようです。
はて?
廃墟なんかなかったぞ。
もしかしたら上流側から走ってきての左側なのかな?
ということで、もう少し上流へ走ってみます。
少し行くと舗装路が終わり、砂利道になりました。
トドップはグラベルも走れるタイヤだからもう少し先に行ってみましょう。
実は、中学生の時、
ボーイスカウトのキャンプでこっちの方に来たことあるんだよね。
道路を挟んで川の反対側には木造の廃墟があって、そこの板をはがして薪代わりにしたり、
幅5mの川にロープで吊り橋をかけたり、
川で泳いだり(水深約20cm)して遊んだ記憶があります。
その廃墟の場所も探しながら砂利道を登ります。
4、500mも進んだでしょうか、砂利道がキツいのであきらめてUターンしました。
舗装路に戻り、改めて廃墟を探しながら下ります。
やっぱりないよなー。
💡
あれは何?

コンクリート製の段々畑のようなものが。
溶鉱炉というより選鉱場のような段々になった所。
帰ってきてから何かしら手がかりがないか、ネットで検索。
引っ掛かったのが、
青森県立郷土館の学芸員(当時)
島口天さんの論文。
上北鉱山や周辺にあった鉱山の歴史を、当時(昭和十年代)の新聞記事等からまとめたものでした。
結論から言うと、
見つけた廃墟が何なのか、答えは出ませんでした。
また、
子供の頃見たことがある索道は、
上北鉱山由来ではなく、滝沢集落に近い東岳にあった違う鉱山から旧野内駅までのものであったことがわかりました。
あーモヤモヤする。
こういう探検、探索のライドも面白いね。
走行距離:36.6km
走行時間:1時間42分
平均速度:22km/h
獲得標高:208m
思ったより長いライドだった。
せばまた。