旅行記、ディズニークルーズ マジック号 〜夢の国へ〜 1
我が家は滅多にうちから出ない。
私が 中途半端に潔癖症、動物達、(去年他界されたが)義父の体調悪化、、、等 様々な理由があったが 伴侶が
「うちはどこにも行っていない、おかしいじゃないか!」
と強迫観念にかられるような勢いで 年明けから騒ぎだした。
子供達のことも 考えたら やっぱり『思い出作り』は大切だ。
実は十年前にも 一度 ディズニークルーズには行ったことがあり その時の 海の美しさが 私も忘れられないでいた。
当時 長女次女は幼く 長女は薄ぼんやり、次女は記憶ゼロなので 三女も「ずるい!」とまた 醜い喧嘩が始まるので 4泊五日 バハマに決定!
あの頃は オフシーズンの二月、子達も小さい で かなり安く行けた。
今回は 夏休み、一人増えてる、物価高、、失禁するほどの値段だった、、。
あんな勢いついていた伴侶でさえも ファイナルアンサーボタンを押す手が震え、
「ディズニーークルーズじゃないと ダメかな、、他にも船会社あるよ、、」
と 子供達に再度 持ちかけ 怖気付いていた。
あれから十年(きみまろ風)、子達は いつまでも ダディの理想の従順な娘たちではない。
「ダディはいつも 最後で ケチケチする!ディズニーじゃないといかない」
と 金を出さない身にも関わらず 自己主張満載三姉妹。
紆余曲折な話し合いが なんとか終わり 大きな旅路への第一歩が始まった。
2025年
最後の日記から三年が経過した。
その時間が必要だった。
あれからオリビアは 天国に旅立った。
そして去年は 愛犬、太郎が オリビアの元に旅立った。
太郎をなくした直後は 自分でも 危ない、、と思うほど
一人散歩中に泣き、何をしても とにかく涙が勝手に流れてきた。
安楽死 を選択した オーナーさんは 同じような『罪』の意識に苛まれるのではないだろうか。
ごめんね、命のリミットを勝手に決めてしまって、、
もっと生きれたんではないだろうか、、
いや、苦しかったはずだ、、それは 誰目線なんだ、、
とにかく ぐるぐる思考が回る。
最近になり ようやく 心から
ありがとう と 気持ちを手放せるようになった。
野良で生きる過酷さ、自由さの中で 最期の時間を私たちと過ごしてくれたオリビア、
16年という犬生の中で やかましい三姉妹、プラス猫に囲まれつつも 穏やかに 私たちと生きてくれた太郎。
ありがとう。
いつか 虹の橋で 笑顔で再会できることを楽しみにしている。
不思議なもので 太郎が調子が悪くなってまもなく 裏庭に 見たこともない猫が現れだした。
この子の物語は また別で綴っていきたい。
名前は シナモン、今ではうちの子だ。
『安楽死』の提案
火曜日 オリビアに異変が起きた。
歩けない、歩こうとすると途端に転ぶ。
食べない。
病院に電話をし、急遽連れて行くことに。
家では慣れて ぐるぐる喉を鳴らしてくれるが 病院に着くともう戦闘モード。
ナースやドクターが 優しく声かけしても 唸る。
うちの猫娘たちも病院は嫌いだが ここまではならない。
仕方ない、外の世界でずっと生き抜いてきたのだから 知らない人間は怖いであろう。
三年ほど前に 去勢手術したトラウマもあるかもしれない。
どうにかこうにか 血液検査をしてもらい 診断結果は最悪だった。
腎臓がもうほぼ機能していない。
重度の貧血。
野良として生きてきたので 詳細がつかめないのだ。
ドクターは 真摯に説明してくださった。
そして
「今日 安楽死できますよ」
と。
あまりの衝撃に 息が止まりそうだった。
私と三姉妹は だんだん体力もついてきたオリビアと共に生活する気満々だったから。
今日はあかん、心の準備ができていない
ということで木曜日にとりあえず 予約をし 帰宅した。
まさに 命のカウントダウン。
緊張状態だったオリビアだが うちに帰ると ホッとしてくれたのか ヨレヨレはしているが ご飯も食べ始め なんと翌日には椅子にもジャンプして登るように。
まだ排泄もできるし ご飯も水も飲める、こんな状態で 嫌いな病院に連れていけない。
家族会議の末 木曜はキャンセル。
アップダウンはあるだろう。
一日、一日 穏やかに過ごしてくれたらいいと思っている。
でも諦めの悪い私は ホメオパシーを水に混ぜ 猫にも大丈夫なアロマを塗布し 希望が捨てきれないのも事実。
毎日毎日 ぐるぐる何が オリビアにいいのか模索状態。
一番大事なことは
オリビアのストレス、苦痛を最小限にすること
本当に その時がきたら 安らかにしてあげたい。
今日は 隔離部屋から 出せ、出せ というので 放牧状態。
リビングのソファでまったり。
一喜一憂、明日何があるかわからない。
でも オリビアが室内に自ら入ってくれ 私たちと僅かかもしれないが 過ごしたいと思ってくれたことに感謝して 過ごしたい。
パソコンの椅子お気に入り。
独占されたので 私は空気椅子で デスクにむかう。
今朝のオリビア。
ゆっくり過ごしてほしい。


