Me time満載な週末
特に問題もなく、一人遊びも苦でなかった長女が反旗を翻し始めたのが小学五年あたり。
コロナ渦で、リモート学校が始まりストレスと反抗期も重なり 今まで
「はい、ごめんなさい」
で素直だった彼女は
「だって」
「違う!」
と段々反抗的になってきた。
第三者の話なら
わぁ大変、わかるわぁ 思春期だもんね
と どこか他人事、ペラペラな共感で理解を示せるが我が子となると理性がすり減る。
もちろん、我が子だからといっても別個体。支配しようなんてさらさら思っていない。
ただ、最低限の注意しかしていないのに 何故いちいち反抗するねん💢 とどこかで思い通りにいかない状況にご立腹な自分もいた。
今だってそうだろう。
長女は長女で腹も立ち葛藤もあったはず。
今だってそうだろう。
ピークの中1、中2は2時間も3時間もお互いやいやい言い合いをし、結論もぼんやりしたまま手打ちで終焉パターンが、週に一度はあり精神も声も枯らした。
伴侶に似てすぐ冷めるので、
また喧嘩したな
と時間を置かずに笑い合えるからこれはよかった。
次女三女は大変しつこい、、夜を越す、、。
今もドアを取るほど腹も立つこともあるが、自分のことはマイペースにこなすので彼女と二人の週末は無茶苦茶 楽だ。
堕落した長女に会うのは昼過ぎ。
自分でラーメンを作り、ご飯さえあればゴソゴソ冷蔵庫からおかずをとりだしなんだかんだ胃につめこんでいる。
その後、自転車で公園やサイクリングに行き悠々自適に楽しんでいる。
時折気が向けば、部屋から出てきて学校での様子を教えてくれる。
「またハイキュー観てる、病気やな病気」
と毒吐きも忘れないが 干渉も執着もないこの関係性最高だ。
私も好きなように過ごす。
明日から合宿でwest Virginia の準備にうきうきしている長女。
大人に近づいてる。
まだ部屋は汚いが 母 感無量。
やっぱり寝てる。
尻尾を隠し忘れる。
おやつタイム。
ただの不誠実
「夫婦仲はどうか」と問われれば、すこぶる良いとも言えないし、かといって苦痛を伴う悪さでもない。
現状維持を心がけている、が一番しっくりくるかもしれない。
二人で出かけたい衝動もないが、最低限生活に必要な会話とマナーを守りたい。
伴侶家族は、ミシガンのフランクフォートに毎夏 ビーチに近い一軒家を借りて一週間ほど過ごすのが恒例行事だ。
人気エリアなので早めに予約しないとビーチ近くの家がない。
二月に義母から伴侶に連絡あり。
今年も予約する予定だけど、五人来れるかしら?
同二月、伴侶はインドに二週間近く滞在し有給の半分を既に使い果たした。
この時点でナイアガラの滝旅行、秋に伴侶の日本旅行も既に決まっていたのでこれで有給はなくなる。
私が8時間も高速を運転できるはずもなく、かついくら良い人達とはいえども 伴侶抜きで一週間も義家族と過ごすのは胃がきりきりする。
相談して、今年は諦めよう、と結論づけた。
私は伴侶に
「お義母さんにきちんと理由を話して伝えてよ」
と念には念を押した。
その後、ネーションズリーグバレーの試合がシカゴ郊外で開催されることを知り うきうきチケットをゲットした。
もう私と子達の脳内にはフランクフォートは消去されナイアガラとバレーが大半を占めていた。
ミシガンへ向けて出発した矢先伴侶から電話あり。
「ところで、七月のフランクフォートだけど僕は行けないけどミシガンまで送迎するから君と子供と行けばいいよね?」
としれっと尋ねてきた。
長女も私の側にいた。若い人は反応が早い。
「はっ!?ダディ今更何いってるん?
もう今年は行かないって決まったじゃん」
と、呆れ口調で反論。
伴侶は、のんびりした声で
「いやー、なんかさ僕たちも人数にカウントされちゃっていてもうでかい一軒家押さえちゃったんだって
もし三姉妹が行かないなら (歳の近い)従姉妹もつまらないから行きたくないって状況でー
そうなったら母と妹だけになるからもったいないでしょ、今から小さな家探せないし
と説明しだす。
猛烈に嫌な予感。
怒りを抑えて
「それいつの週?」
と聞く。
なんとよりによってネーションズリーグの週だ。
「無理無理、まだ何も予定ない週なら考えるけど、その週は絶対だめ!子達のサマーキャンプも申し込んでるし バレーチケット高かったしこれは楽しみにしてるから」
と断固拒否の理由を述べる。
「あー、、そうか、、君は楽しみにしていたね、じょあ子供だけ行けばよいかな、チケット売れば良いし」
とさらっと言ってきた。
電話の向こうでは 次女三女もフランクフォートに行けるなら行きたいがバレーもみたい、そして申し込んだサマーキャンプも休みたくない との葛藤を漏らしていた。
長女は私よりキレて
「またダディは無茶苦茶なこと言う!!なんでこんな話になったのよ!?
二月に無理ってきめた時におばあちゃんにつたえなかったの?!
フランクフォート私だって行きたいけどバレーもみたいし ダディはいつも私たちを混乱させるっ!!」
と代弁してくれた。
整理整頓は出来ないがこの時ばかりは許してしまう素晴らしい答弁だった。
結果 伴侶を尋問すると、長女の推理は正しかった。
二月に義母への返答を曖昧にし、なんと行けるかも?と期待をもたせるような言い方をしたらしい。
おそらく五人不参加とずばっと告げたら 義母が悲しいかも、、と想像して曖昧に濁し、すっかり忘れてずるずる誤解をさせて皆を混乱させてしまったようだ。
また長女が
「ちゃんとおばあちゃんに話して!ダディが悪い、ちゃんと説明してなかったって謝ってよ
私たちのせいにしないでよっ」
と釘を刺して一応終了した。
ダディに不信感いっぱいの長女はすぐさま次女の電話をかけて、伴侶と義母の会話をしっかり盗聴していたようだ、ささやき女将より上手。
「僕が悪かったと説明していたけどおばあちゃんもあんまり納得してなかったよ、かわいそう
ダディはいっつも忘れるし 大事なこと言わないなら皆迷惑っ」
と呆れとイライラいっぱいの長女。
私ももやっとしたので日本の友達にきいてもらう。
決して悪い人ではないが、本当に困る。
ミシガンに行っていてよかった。
近くにいたら腹がたっていらんことまで毒吐いてしまう。
私が諸悪の根源と話をすりかえられ、生贄にされていたらたまらないが 「母息子」の絆の強さには降伏しかない。
まぁいい、私は週末好きなことをする。
夫婦ってなんだろうか。
死んでもわからない。
癒しの塊 猫様。
ボーナスな週末
水曜日に伴侶が
週末ゴルフしていいですか?
と、ものすごく下手に出で聞いてきた。
子達の予定が重なっていたらヘルプがいるがそうでない限り特に問題もないので
別になんでもよいが、メモリアル三連休だからお義母さんが外仕事大変なら ミシガン一人で行ってきたら?
と何気なく提案してみた。
少し思案して 友達との戯れより 親孝行を優先させた。
ミシガン実家は広いので芝刈りも大変だ。
義父亡き後は 業者の方に頼んでいるようだが、それでも細々した仕事はある。
伴侶一人で行くのが身軽だし、親子共々水入らずで過ごせばよいと思っていたが次女三女も連れて行くと言う。
姑息な私が
わっラッキー
と囁くが、
いやいや、子供いたら義母も疲れるから一人で行ってきなよ
と理性的なアドバイスを推してみた。
だが、結局
連れて行く!楽しいから
と子連れで、決定。
長女は いつ入部していたかわからない部活合宿が月曜日からあるのでミシガン行きはまた不参加。
こういうとこはものすごく目ざとくてびっくりする。
母は、思いがけずのんびりできそうで浮かれている。
いつもは 早寝早起き!とうるさく子達に言うが
まぁファイナルテストも頑張ったし明日は一日中寝ておきなさい
と一見寛容な言葉に見せかけて、本心は 「Me time 邪魔しないで」だ。
本当に母性が薄い。
罪悪感も多少はあるのでちょっとだけ掃除もしようと思う。
三女を見送って戻るといつもじっとみている。
シナモンのような男前からストーキングされるなら光栄すぎる。
甘やかし過ぎて ソファの上で食べ出すように、、。
バレなければいい。





