約20年前の土佐電鉄 朝倉電停にてタブレット受け渡し

 

前回に続き、土佐電鉄(現とさでん)の約20年前について。前回は高知市内の様子をアップしてみましたが、今回は伊野線朝倉~伊野の当時の様子です。

 

 

 

 

 

 

野線は鏡川橋から先が単線で、途中で交換できる設備が3か所ありました。そのうち朝倉~伊野は路面電車では珍しいタブレット閉塞で、朝倉・八代信号所でタブレットの受け渡しが見られましたが、2023年に廃止されたようです。

 

こちらは鴨部市場前信号所での行き違いの様子。ここは自動閉塞でした。見ていると200形は朝倉までしか乗り入れず、朝倉以遠はもっぱら600形が使用されていました(2023年も同様だったと思います)。

 

朝倉駅の待合所。2023年の様子を見ると建て替えられたみたいですね。

 

こちらは2023年の朝倉駅待合所。

 

窓越しにタブレット受け渡しがなされています。朝倉では伊野方がタブレット閉塞なので、高知市内方面の列車から、伊野方面の列車にタブレットが渡されます。

 

車内から見たタブレット受け渡しの様子。タブレット受け渡しの関係上、窓の配置がよい600形がもっぱら使用されているのかもしれません。

 

運転席のホルダーに格納されるタブレット。

 

よく見ると玉は「△」です。

 

八代通信号所にて対抗列車とのすれ違い。線路間に、タブレット交換の注意喚起の標識が。「だ円」のマークがこの先の玉を表しているようです。

 

終点 伊野駅の様子。今も昔もあまり変わっていません。

 

当時は、伊野駅から留置線へ続く線路が現役でした。2023年再訪時は線路が途切れてましたね。

 

こちらが2023年の様子。