とさでん 正面はオリジナル塗装

 

 

 

 

土讃線を高知駅まで行かず後免で下車したのは、とさでんの路面電車に乗車したかったから。はりまや橋から伊野までは乗車したことがあったので、今回は後免町からはりまや橋まで乗車します。

 

駅から歩くこと約10分、路面電車の線路が見えてきました。

 

コカ・コーラ塗装の電車がやってきました。この区間は併用軌道ですが、後免市内を抜けると専用軌道になります。

 

徒歩で後免駅まで向かいます。

 

今度は後免町行の電車がやってきました。正面はオリジナル塗装、ひし形の行き先版が良いアクセントです。

 

 

振り返り

 

徒歩で後免町まで歩いたのち今見た電車に乗り込みます。

 

電車とコミュニティーバス。土佐くろしお鉄道も含め、交通の結節点となっています。

 

数人の乗客を乗せて高知市内に向かいます。興味深いのはどの区間もそれなりに乗客がいること。途中で下車しても、途中で乗車してくる塩梅で、地元密着型の交通機関の役割を全うしているように思えました。

 

後免市内を抜けると専用軌道となりますが、道路と交差する箇所が多く運転には気を遣うと思われます。

 

後免線は後免町駅を除くと複線となっていて、朝倉より先が単線の伊野線よりも条件はよさそうですが電車の本数はデータイムに1時間に1-2本と少ないです。電車が走っているだけ、贅沢は言えません。

 

しばらくすると併用軌道に戻り、電車の本数も増えると高知市内。デンテツターミナルビル前停留所で運転手さんが交代、気持ちの良い挨拶をされてました。

 

はりまや橋交差点を過ぎたはりまや橋停留所で下車。

 

ここから徒歩で高知駅に向かいます。

 

桟橋線の電車が向かってきました。これは元山陽電軌(下関市)の電車。ちなみに20年ほど前に撮影した様子はこんな感じ。

 

 

日本三大がっかり観光地として有名なはりまや橋ですが、立派な橋が架かっています。本当にがっかりかは現地で確かめるべし。

 

もと名鉄岐阜市内線の電車。正直、「お前こんなところおったんか?」という感想です。岐阜市内線廃止の前に撮影したようすはこちら。

 

岐阜市内線廃止前の徹明町電停の様子。始発電停にもかかわらず、ホームすらないところに岐阜市内線の悲運を感じます。

 

高知市は高校生のマウンテンバイク保有率が非常に高いそうです。なんでも長距離を自転車で通学するからだとか。たしかにマウンテンバイク率高い!

 

アンパンマン塗装の電車と200形がすれ違い。200形、都電6000形と同系統のスタイルが見て取れますが、まだまだ現役。

200形を後ろから。クーラーの設置の仕方がもはやDIYレベル。

 

駅前に立つ幕末志士の銅像。左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎だそうです。

 

調べてみると、期間限定の設置だそうで、材質は発砲スチロールとのこと。台風の時は銅像ごと避難するような仕様だそうです。

すでに10年以上設置されているようですが、これはこれでランドマークとして任務を全うしているように思えます。

 

なんと、高知駅は自動改札!高松と高知にしかないレア風景。

 

四国はどこまで行ってもアンパンマン。

 

須崎方面行の普通列車に乗り込みます。架線のない高架駅は気持ちがいいですね。アーチ型の屋根がヨーロッパを思わせます。

 

続く。