今年3度目の脱線事故が報じられたペンシルバニア州にある「ホースシューカーブ」

 

去る8月11日、アメリカ・ペンシルバニア州にあるノーフォークサザン(Norfolk Southern:NS)鉄道が運行する通称「ホースシューカーブ」で脱線事故が発生したことが報じられました。

 

https://penncapital-star.com/transportation-infrastructure/see-video-third-train-derailment-this-year-near-horseshoe-curve-investigators-looking-into-cause/

 

ホースシューカーブは1853年にペンシルバニア鉄道が完成させた、アレゲーニー山脈を克服するために建設された路線で、文字通り馬の蹄鉄(ホースシュー)のような形をしています。

 

 現在は、ペンシルバニア鉄道の路線を引き継いだノーフォークサザン鉄道(NS)が管理し、自社貨物列車だけでなく1日1往復アムトラック運行の「Pennsylvanian」号も通過します。一日約50往復程度の列車が3本の線路を使って運行されています。

 

急こう配を緩和する目的で馬蹄形に建設された性格上、カーブと勾配がきつくかつてから事故が絶えない区間ですが、今回は同区間に設置された「Railroaders Memorial Museum」の目の前で事故が発生、その様子がWebカメラにとらえられ全世界で流されました。

 

この区間の近くでは今年に入って2回事故が発生しており、今回で3回目。地元出身の上院議員はEast Palastineの事故のようなことが起こらないよう、NSに対し安全確保を強く求めるよう要請を行っています。

 

East Palastineの事故とは、オハイオ州East Palastineで2023年に発生した事故で、有害物質を積載したNSの貨車が脱線炎上し、直接のけが人は記録されなかったものの、重大な環境問題に発展、NSは複数の訴訟を抱え、損害賠償や環境復旧に10億ドルに上る負担を行ったとされます。

 

 

ホースシューカーブを行き来する列車はダイナミックで見に行く価値がありますが、くれぐれも安全運航であってほしいものです。

 

以前、同地を訪問した際の記録はこちらをどうぞ。

 

 

 

 

 

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