こんにちは! 弘記です。

今日も、みなさんの役に立つ話、面白い話をお送りします。


今日のテーマは

「 神秘的な占いの罪と功績 」

という話。


占いに限らず、古来よりご神託なる
神様からのアドバイスとして


すごく曖昧で大げさなお告げ的なことを
 

人々は受けて何かを決めたりしていました。

 

お告げや神秘的な占いのアドバイスは
とてもシンプルで、全然、意味が分からず
 

非合理的に見えるアドバイスだったりしますよね。

例えば、お金に困っている人に対して
お金を他者に分け与えなさいとか・・・。

全然、意味が分からないですよね。

お金に困っている人に対して
お金を稼ぐ方法を教えるならともかく
 

「人にあげなさい」なんて


いさぎよく死になさいと言っているようなもの。


神様の真意は人間には推し量れない
みたいな感じで誤魔化されてご神託なるモノを
 

何の疑いも持たずに受け入れてきたような
そんな時代もあったのでしょう。

そういうご神託を悪用して
信者やお客さんをいいようにコントロールして
私腹を肥やし、人々を支配していた人も
 

きっとたくさんいたと思います。


ですが、そういったアドバイスがもし
善意からくるアドバイスであったのだとしたら


そこには深淵なる意味と真理へと続く
道が隠されていたりすることもあります。


みなさんは、なぜ占いを受けるのでしょうか?
 

大抵の場合、何かしらの「答え」

を知りたいからかなと思うのですが

人々はあまりにも安易に答えを求めすぎる。

答えにたどり着くまでの過程がとても
大事だというのに、そこをすっ飛ばそうとする。


「過程」ってどういうものだと思いますか?
特別意味のない苦労だと思います?

過程と言うのは「答え」を構成する
部品みたいなものです。

1+1=2という計算問題で
答えは2です。過程は1+1の部分。

1個のりんごを持つ人がいて
そこに誰かがもう一個リンゴを持ってきたら


1+1で答えは2個のりんごがある
と言うことになりますよね。

過程は

” 1個のりんごを持つ人がいて
そこに誰かがもう一個リンゴを持ってきたら
・・・ ”

と言う部分。

でも、「答えだけわかればよい」と言うのであれば

 

今現在、リンゴが2個ある
と言う事実があればよいということになる。

そして、そのリンゴを食べようと売ろうと
どうしようと、その人の自由であり
 

2個のリンゴがあれば、どんな過程があっても
関係ないということになる。


でも、りんごのうちの1つは誰かが
善意でくれたリンゴだという過程を入れると
 

くれた人の善意を考慮して、感謝しながら
食べたり、売ったりするでしょう。
 

リンゴ自体の扱い方も変わるでしょう。

 

過程がなければ、それはただのリンゴです。
ですが、過程があることによって
 

そのリンゴはただのリンゴ以上のモノになる。


もう一つ家を例にとりましょう。

家を建てる時、答えだけ求めるなら
張りぼての家でも良いということです。

過程のない建築というのは
究極、中身がすっからかんの家です。
 

張りぼてでも見た目には立派な家です。
家さえ立てばよいのだから。


現実的に考えるなら、住めない家では
答えにならないので、最低限住めるつくりには
きっとなるでしょう。

でも、過程を知らないで家を建てれば
 

建築会社が経費をケチって粗悪な材料を使い
印刷や塗装でキレイで丈夫そうに見せた
家でも問題ないということになる。

家は建ったし、キレイだし、住めるし
何に問題もありません。
 

答えだけ見れば、立派な家です。


ですが、そんな家はすぐに劣化するし壊れる。
 

見た目のきれいさとは裏腹に
有害な化学物質に汚染されて
人体に害を与える家かもしれない。

答えだけ求めるってそういうことです。
中身が全く伴わない。

占いやご神託で答えを求める心って
多かれ少なかれそう言うところがあります。


もし、善意の占い、ご神託で曖昧なことを
言われるとしたら、答えを無条件に信じて
実行したら良いということではなく

なぜ、そういうアドバイスをされたのか
 

よく考えて、答えにたどり着くまでの
過程をじっくりと味わいなさいと言うことです。

「答え」というのはとても表面的で
張りぼての家のようなものです。

答えを言うのは簡単ですが
 

中身がない答えは何の役にも立ちません。
 

答えに中身を入れてあげるのは
あくまであなた自身です。
 

必死に考え、努力し、いろんな経験をして
その中で成長し、開運していく。

 

時に、曖昧なアドバイスをすることも
占いには必要であると思いますが


基本的に現代人に対しては
答えの解説をある程度つけた方が良いと
 

個人的には考えています。

多くの人はそんなに察しが良くないし
占いをそのまま真に受けてしまう。

答えの解説を聞いたからと言って
過程がわかるわけではないんですが


過程を体験するためのガイドにはなる。


過程を体験させたいと
曖昧なアドバイスをすることによって
 

その人自身が成長するきっかけを作ることが
神秘的な占いやご神託の「功績」です。

でも、曖昧であるがゆえに人々を迷わせ
時に良くない方向へと向かわせてしまったり
 

占いやご神託で人々を支配してしまうことが
神秘的な占いやご神託の「罪」です。


アドバイスをするだけして
後は頑張ってと丸投げする時代は
終わったのではないかと思います。

これからの時代は、道を示した上で
目的地までしっかりとガイドしてあげることが
求められるように思います。



今日も、陰陽の知恵を学んでいただき
ありがとうございます。

また、次回、お会いしましょう。



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