こんにちは! 弘記です。

今日も、みなさんの役に立つ話、面白い話をお送りします。


今日のテーマは

「 天地人の占い① 人の氣の占いの役割と開運法 」

という話。
 

 

今日から3回に分けて、天地人の占いの

使い方と使いどころの話をしていきます。

 

まずは、おさらいです。

 

天地人の占いにはそれぞれに役割と使い方があります。

〇 天の占い 〇 【 西洋占星術 算命学 宿曜 紫微斗数 】

主に時間と運氣の関係と生まれたときに得た天の氣の質を読む。


〇 地の占い 〇 【 九星気学 奇門遁甲 風水 】

環境の氣の流れと強さを読みコントロールする占いです。

〇 人の占い 〇 

【 手相 顔相 タロット ルーン 易 姓名判断 数秘術 おみくじ 】
人の発する氣や人の作り出したモノの氣を読む占いです。

*分類できない:冬至年始以外の四柱推命と算命学の流派

 

以上、おさらいでした。

 

 

今日は「人の占い」の使い方と使いどころを

解説していきますね。

 

人の占いの最大の特徴は

 

『 今、この瞬間に必要な情報が得られる 』

 

ということです。

 

 

すると、使い方、使いどころは必然的に

 

「今、自分の持っている疑問、問題」

 

に対する答えです。

 

 

人の氣を読む占いでも、未来を予測したり

過去を言い当てたり、ということができるのは

 

占いを受けたことがある人なら

知っていると思うのですが

 

あくまでも、それは今現在の人の氣を読んで

過去から未来へとつながる流れを掴んで

推測、もしくは論理的に推理している

 

ということなんです。

 

人の占い自体は直接

過去や未来を見ることはできません。

 

そして、過去や未来を見ることは

あくまでも人の占いの副産物です。


人の占いのメインは

 

「目の前にある、より良い未来につながる選択肢を選ぶ」

 

小さな良い決断を繰り返すことによって

未来を全体として良いものにしていくのが

 

人の占いで開運させる仕組みです。

 

 

たった一つの決断が、大きく未来を変える

ということは大いにありますが

 

日常の小さな決断、一つ一つがあなたの未来を

形作っているという事実も忘れてはいけません。

 

 

会社を興す、結婚、引越、就職、仕事を辞める

などといった、大きな決断の時にも使えますが

 

人の占いはあくまで、瞬間、瞬間の決断に

使うものであって、大きな決断をするときは

補助的に使うのが良いと思います。

 

 

例えば・・・です。

 

あなたが会社を辞めるのに易で占い

 

「辞めない方がよい・・・」

 

という結果が出たとしましょう。

 

 

ですが、その結果には

 

「今は・・・・・」という但し書きがつきます。

 

 

変な話、占いをして1時間後に

もう一度、占ったら

 

「辞めてよい・・・」

 

という結果が出るかもしれないんです。

 

 

人の氣の占いは日単位、時間単位、もしくは分単位

秒単位の微妙なタイミングを占うものであって

 

長期的なものを占うことができるのは

その、小さな決断による『バタフライ効果』

によるものだということです。

 

*バタフライ効果についてはこちら

 

 

 

易や顔相、手相などは今現在の氣を読み

 

そこから発展させて、未来を予測する

知識体系がちゃんとできているため

 

ある程度、未来の予測は安定していて

1時間後に占っても同じ結果に

なることがほとんどだと思いますが

 

それでも、人の無意識が変われば

突然、結果が変わってしまうこともあり

 

手相、顔相などは1日たつと変わってしまうこともあって

思いのほか変化が速いモノなんです。

 

 

そういう変化の激しい占いである

という認識をもって使わなければいけません。

 

だから、人の占いは目の前の瞬間、瞬間の決断に

使うのが一番なんです。

 

 

ぼくのお勧めの使い方は「O-リング」です。

 

易の超簡易版とでも言いますか

とにかく、「Yes」「No」で答えを

出してくれるので、いろいろと考え抜いたけど

 

どうしても不確定な要素が多すぎて

答えが出ない、決められない

 

というときに使うと便利です。

 

イメージとしては

決断を神様にゆだねるみたいな感じですね。
 

そういうイメージで使うとより効果的だと思います。

 

 

他のどんな占いを使うときもそうですが

人の氣を読む占いを使うとき、必ず目の前の現実

というものをしっかりと考慮に入れなくてはいけません。

 

例えば、今、好きな子に告白するかしないか・・・

という答えを占いで見て、「する・・・」と出たとしても

 

相手が不機嫌そうにしているのに

いきなり、告白するとか

 

普通に考えてアウトですよね。

 

 

占いはあくまでも現実的な環境や状況を考慮に入れて

その上での判断材料として使うのがセオリーです。

 

 

あと、人の氣を読む占いはなんせ

人の意識状態に依存する占いです。

 

占いの技法以前に、人の精神状態が

結果に大きく左右するものなんです。

 

そういう意味で言うと、全般的に使い勝手が悪い

占いともいえます。なんせ、占う人によって

結果がみんな違ってきちゃうんですから

 

何が正解かわからなくなってしまいます。

 

 

数秘術や姓名判断は人の氣を見る占いでも

ある程度、答えが論理的に組み上げられたものなので

いいですが、それ以外の占いは

 

人の意識状態がモノを言います。

 

人の氣を見る占いでも、数秘術と姓名判断だけは

少し立ち位置が違う占いですね。

 

今現在の人の氣を見るというよりは

今まで人間が積み上げてきた無意識の集大成を

読み取って占うので

 

個人の無意識ではなく

集団の無意識を見る分

 

安定した占い結果が得られますね。

 

この二つの場合は、今この瞬間を占う

というのは当てはまらないかもしれません。

 

一つ気を付けなければいけないのは

集合無意識は時代とともに変わってしまうものなので

過去の知識や技法をそのまま使うと

 

正確に占えない可能性があるというところです。

 

世界の原理原則を基にして論理的に

展開される占いにはある程度の普遍性は

ありますが、無意識を直接読み取る占いは

 

時間の経過とともに結果が変わってしまうことに

注意しなければいけません。

 

 

人の氣を読む占いは時間の経過とともに

答えが変わり、人の意識状態によって

結果が変わってしまう特徴から

 

扱いの難しい占いです。

 

正しく使えれば、この上なく強力な

未来決定ツールになりますが

 

使い方を誤ると、人生を混沌としたものにしてしまいます。

 

どのように使うかは工夫次第で

いくらでもアイデアはでてきそうですが

 

小さな問題に対して、気軽に遊び感覚で使うのが

一番無難な使い方ですね。

 

例えば、クレープとアイスどちらも食べたいけど

どちらを食べるか決められないときに

O-リングで決めてみる・・・とか。

 

 

少し大きな問題に対して使う場合

例えば、転職か今の職場で働くかの決断をする場合に、

 

今の職場でも悪くはないけど

新しい自分の可能性も広げてみたい

 

どちらでもいいのだけれど

どちらか決めるのも難しいみたいな

 

現実的な利害の面で甲乙つけがたいみたいな時に

 

「神様に決断を委ねる」という意識で

どちらになっても後悔しないという覚悟をもって

使うようにするのがよいでしょう。

 

 

良くも悪くも、「占いのせい」にしてはいけません。

 

「占いで言われたから・・・」というような

責任放棄をするような使い方は

どんな占いをするときもしてはいけません。

 

占いの結果はあくまでも参考資料として扱い

 

「自分の意思と責任で決断する」

 

ということが、人生を好転させる

占いの良い使い方です。

 

他人のせいにしても良いことは何もないですからね。

 

人生の失敗を占い師のせいにするのは楽でいいですが

結果として、その因縁は自分に返ってくるので

人生は悪い方向にしか進みません。

 

自ら未来を切り開くための道具として

「占い」を活用してください。



今日も、陰陽の知恵を学んでいただき
ありがとうございます。

また、次回、お会いしましょう。


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