夢のミルフォードトラック(❁ᴗˬᴗ)♡ -9ページ目

梅雨入り前の週末、神奈川県南足柄市にある明神が岳へ行きました。

 

明神が岳登山口最乗寺

 

高速は多少渋滞しましたが、ほぼ予定通りに登山口のある大雄山最乗寺に到着しました。最乗寺は曹洞宗の中でも3本の指に入る格式のあるお寺で、1394年に了庵慧明禅師によって建立されました。創建に貢献した弟子の相模坊道了が、禅師の亡くなった翌日に、天狗に変身して「永遠にお寺と参拝者を守る」と言い残して山中に身を隠したそうです。以来、寺の守護神として祀られており、境内に天狗の像が置かれ、多くの下駄が奉納されています。

 

お寺の敷地に入ると景色がガラッと変わり、流れている空気まで違うような気がしました。この日は特に行事もなかったせいか参拝客も少なく、気の流れの良さを特に感じることができました。

 

参拝は後にして、すぐに登山を開始しました。後でわかったことですが、同行者が地図を見間違えており、高低差は400mではなく840mでした。実は登山口が2つあり、1つは箱根の仙石原からなのですが、その高低差を告げていました。途中で何度もおかしいと思いましたが、どうすることもできないので、そのまま登りました。この登山コースは急な箇所はないものの、道があまり整備されておらず、岩がゴロゴロしてたり滑って迂回しなければならなかったりと大変でした。一番きつかったのはリフトの鉄柱跡が残る斜面を延々と登り続けた所です。なだらかな斜面は登っても登っても景色が変わらず、気力と体力が奪われていきました。途中で1度休憩を取り、ようやく頂上に到着しました。到着時刻は13時で約2時間で登ることができました。晴れている日は、元旦に登山した金時山越しの富士山や箱根の街が綺麗に見えるようですが、頂上に着いた時は曇っており、望んだような景色を見ることができませんでした。

 

明神が岳頂上

 

天候が心配だったので、昼食を終えてすぐ下山しました。あの登山道を雨の中進むのは危険と判断したからです。時間をかけて慎重に下りたのですが、数回滑りました。同行者は10回以上滑りました。登りよりも下りの方が体力が消耗していることもあり、神経を集中させるのが難しくなるのかもしれません。最終的には登りにかけた時間と同じ時間かけて下山しました。お寺の境内で少し休憩をして、本堂を参拝をしました。

 

腿の前側とふくらはぎが張って歩くのがやっとだったので、本堂以外のパワースポット(清心の滝、結界門、御真殿、奥の院、三面殿)には残念ながら行くことができませんでした。近いうちに訪れ、ゆっくり参拝しようと思います。

 

参照サイト:大雄山最乗寺
参照URL:http://ashigara-web.sakura.ne.jp/saijyouji/

参照サイト:南足柄市公式ホームページ
参照タイトル:大雄山最乗寺
参照URL:http://www.city.minamiashigara.kanagawa.jp/kankou/spot/saijyouji.html
参照タイトル:天狗伝説の里めぐり
参照URL:http://www.city.minamiashigara.kanagawa.jp/kankou/spot/p04330.html

 

先週神奈川県南足柄市にある矢倉岳に行きました。

 

家を出た時間が遅く渋滞があったため、登山口に到着したのは午後1時でした。登り始めるには遅い時間でしたが、3時間半~4時間位のコースを考えていたので、途中道を間違えさえしなければなんとかなる時間です。

 

矢倉岳登山口

 

矢倉岳へ入る道が少しわかりにくかったのですが、なんとか表示を見つけようやく登山を開始することができました。なだらかな斜面を登るとお茶畑が見えてきて、そこを少し進むと川にぶつかります。最初は川にかかっていた木を渡ろうかと思いましたが、細くて不安定だったので、石の上を歩くことにしました。多少靴は濡れましたが、なんとか渡り切る事ができました。その後は緩やかな登りが続き、周りの景色を楽しみながら森林浴をしました。キツイと感じた所はほとんどありませんでしたが、最後の20分は登っても登っても頂上が見えず、あとどれくらいで頂上に着くのかわからなかったので辛さが倍増した気がします。

 

矢倉岳頂上

 

山頂に着くと富士山・丹沢・相模湾が一望できました。天気・気候とも申し分なかったので、登り終えた後は爽快でした。あまり長い時間滞在できないため、急いで昼食と休憩をとり下山を始めました。行きは地蔵堂→山伏平→矢倉岳でしたが、帰りは矢倉岳→山伏平→足柄万葉公園分岐→地蔵堂のコースにしました。歩く距離は長かったのですが、ほぼ予定通りに登山口へ下りることができたのでよかったです。日が伸びたおかげでまだ明るく、多少遅くなっても焦ることはありませんでした。

 

元旦以来の登山で体力的に心配でしたが、初級の山だったので無理なく登ることができました。登山はいい運動になり森林浴もできるのでお薦めです。興味のある方は是非挑戦してみて下さい。

明けましておめでとうございます。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

金時山頂上

 

今年の元旦は箱根の金時山へ行きました。帰省で高速道路はさほど混んでいないだろうと思っていましたが、出口の御殿場は大渋滞していました。仕方なく次の出口まで行き、そこから金時神社を目指したので、予定の到着時刻より1時間遅れ、午後1時に登山を開始しました。初級の山ですが、ひたすら登りが続き、運動不足の私にとってはキツかったです。時間も時間だったので、登山者よりも下山者の方が圧倒的に多く、すれ違いの度に止まるのでペースがなかなかつかめませんでした。

 

金時山張り紙

 

登り始めて30分位の場所にクスッと笑える張り紙がありました。


<振り返り坂:ここは振り返り坂と呼ばれる坂で あぁ来るんじゃなかった 山歩きはつらいし、汗で化粧が落ちるぅ。。。山が好きな彼氏を選んだのは失敗だった 下りたらすぐ別れよう 次はショッピングや食べ歩きが好きな彼氏にしようと 男の選び方 振り返る坂です>
登山が原因で別れてしまうのは残念な気がしますが、確かにこう思う女性はいるだろうと思いました。

 

息を切らしながらゆっくり登り、1時間位で頂上に到着しました。正面に富士山が見えてようやく登ってよかったと思えました。毎年やめればよかった、家にいたらこんな思いをすることなかったのにと登り始めてすぐに後悔します。しかし登頂すると辛さを忘れ、今度はどこに登ろうかと考え始めます。インターネットの普及により、山へ登る前に多くの情報を得られるようになりましたが、やはり行かないとわからないこともあります。それがいい意味で期待を裏切られ、また登りたくなるのかもしれません。

 

登ってきた道をそのまま戻れば50分位で下山できたと思うのですが、せっかく来たので違うルート(金時山~乙女峠)で帰ることにしました。しかしその判断が後に自分を追い込むことになります。緩やかなルートにも拘わらず、誰とも会わないのは何故なのかと思いながら、もう1つ山(長尾山)を越えました。

 

金時山乙女峠道標

 

その後歩いても歩いてもなかなか途中のポイントに到着しません。どんなに遅くても午後4時半までには下山しないと危なかったので先を急ぎました。辺りがだんだん暗くなると焦りと疲れで、思わぬところでケガをすることがあります。私の場合は足が木の根にひっかかり、後ろに大きく転んでしまいました。幸いリュックがクッションになり、頭を打つことはありませんでしたが、手首を少しだけ捻りました。このアクシデントがあってから、逸る気持ちが抑えられ、冷静に歩を進めることができました。

 

駐車場に着いたのは午後4時35分で、下山に95分もかかってしまいました。このルートで誰にも会わなかったのは、距離が長いため、ある程度の体力が必要だからかもしれません。私は水分とペース配分を間違え、ぎりぎりの状態になってしまいましたが、無事に戻って来ることができてよかったです。

 

来年も元旦登山をする予定ですが、運動不足を解消するためにも体力をつけ、今年こそは少なくても2~3回は登山に行こうと思っています。