明神が岳 | 夢のミルフォードトラック(❁ᴗˬᴗ)♡

梅雨入り前の週末、神奈川県南足柄市にある明神が岳へ行きました。

 

明神が岳登山口最乗寺

 

高速は多少渋滞しましたが、ほぼ予定通りに登山口のある大雄山最乗寺に到着しました。最乗寺は曹洞宗の中でも3本の指に入る格式のあるお寺で、1394年に了庵慧明禅師によって建立されました。創建に貢献した弟子の相模坊道了が、禅師の亡くなった翌日に、天狗に変身して「永遠にお寺と参拝者を守る」と言い残して山中に身を隠したそうです。以来、寺の守護神として祀られており、境内に天狗の像が置かれ、多くの下駄が奉納されています。

 

お寺の敷地に入ると景色がガラッと変わり、流れている空気まで違うような気がしました。この日は特に行事もなかったせいか参拝客も少なく、気の流れの良さを特に感じることができました。

 

参拝は後にして、すぐに登山を開始しました。後でわかったことですが、同行者が地図を見間違えており、高低差は400mではなく840mでした。実は登山口が2つあり、1つは箱根の仙石原からなのですが、その高低差を告げていました。途中で何度もおかしいと思いましたが、どうすることもできないので、そのまま登りました。この登山コースは急な箇所はないものの、道があまり整備されておらず、岩がゴロゴロしてたり滑って迂回しなければならなかったりと大変でした。一番きつかったのはリフトの鉄柱跡が残る斜面を延々と登り続けた所です。なだらかな斜面は登っても登っても景色が変わらず、気力と体力が奪われていきました。途中で1度休憩を取り、ようやく頂上に到着しました。到着時刻は13時で約2時間で登ることができました。晴れている日は、元旦に登山した金時山越しの富士山や箱根の街が綺麗に見えるようですが、頂上に着いた時は曇っており、望んだような景色を見ることができませんでした。

 

明神が岳頂上

 

天候が心配だったので、昼食を終えてすぐ下山しました。あの登山道を雨の中進むのは危険と判断したからです。時間をかけて慎重に下りたのですが、数回滑りました。同行者は10回以上滑りました。登りよりも下りの方が体力が消耗していることもあり、神経を集中させるのが難しくなるのかもしれません。最終的には登りにかけた時間と同じ時間かけて下山しました。お寺の境内で少し休憩をして、本堂を参拝をしました。

 

腿の前側とふくらはぎが張って歩くのがやっとだったので、本堂以外のパワースポット(清心の滝、結界門、御真殿、奥の院、三面殿)には残念ながら行くことができませんでした。近いうちに訪れ、ゆっくり参拝しようと思います。

 

参照サイト:大雄山最乗寺
参照URL:http://ashigara-web.sakura.ne.jp/saijyouji/

参照サイト:南足柄市公式ホームページ
参照タイトル:大雄山最乗寺
参照URL:http://www.city.minamiashigara.kanagawa.jp/kankou/spot/saijyouji.html
参照タイトル:天狗伝説の里めぐり
参照URL:http://www.city.minamiashigara.kanagawa.jp/kankou/spot/p04330.html