前回の続きです![]()
さて、余裕をもって名古屋に到着し
会場のすぐそばのパーキングに車をとめる事も
できました![]()
子どもの体調がすこーし優れず心配しましたが
なんとか会場に入り、中央の後ろの方の席に
座れました![]()
で、最初に荒川さんの講演会。
そして、特別ゲスト、江島直子さんの講演会。
さらに、お二人での質問コーナー。
その後に、古事記の神喜劇がありました![]()
荒川さんの講演は初めて聞きました!
さすが、講演会慣れしてはる感じで
つかみとか、テンポとかメリハリとか。
聴いてる人を飽きさせないように
お話されてました。
声もめっちゃよく通ります!
で、話の内容も、まったくスピスピしてなくて
なんなら、うちの旦那さんも同じことを先日家で
話してて、すごくしっくりくるお話でした。
(神って、結局自分自身だよね、ってところとか)
で、そんな事いう旦那さんなのに、
めっちゃ表面はアンチスピなので
(もしかしたら、中身も???ですが)
江島さんの龍のお話とか、いったいどんな顔して
聞いてたんやろ~、とドキドキしてました![]()
怖くて顔見れなかったケド![]()
でも、龍が登場するまでのお話は
私自身がたどってきた道ととてもよく似ていて
同じような事を感じて、私もぢんさんに救われて
今まだ途中ですけど、だいぶ元気に生きられる
ようになっていて。
私はもちろん、見えない世界のものは
何にも見えないし聞こえませんが
何かに守られている、という事は強く心に思う
出来事が色々あったので、
自分の体験から信じている部分があるって
感じかな?
そこが切り口なので、ああいう地に足付いた
スピリチュアルなお話は、とても聞きやすかったです。
(それを思う時、いつもラピュタの最後、シータの
言葉を思い出します~。人間は土を離れては
生きられないのよ、ってやつです)
お話の内容はあんまり詳しくは書かない方が
いいかな?と思ったので、気になる方は
荒川さんの本とかブログとかご覧になってみて
下さい![]()
江島さんは、お話会をされているので、そこで
直接ご本人からお聞きになるのが、一番いいと
思います![]()
で、いよいよ本日のメイン、神喜劇![]()
私は、古事記自体は全部読んでいなくて
最初から、スサノオが高天原を追放されて
下界でヤマタノオロチを退治して、あたりまで
しか知らなかったのですが、十分楽しめる
内容でした![]()
とにかく、吉本の高井さんが上手かった!
(すいません、上から目線、、、)
でも、やっぱりプロやなぁと。
演技ももちろんうまいけど
間とか声の強弱、的確なツッコミ、テンポ感。
出演者の方々の中には、舞台で演じる事の
プロではない方もいらっしゃったのですが、
その辺りも高井さんが、きりっと逐次雰囲気や
流れを締めていて、もううちの家族も
大絶賛でした![]()
また、イザナギとイザナミのお二人は
歌がとてもお上手で、ミュージカル調の部分も
自然に楽しめました。
もちろん演技も![]()
脚本が、吉本とか松竹の脚本を書かれていた方だ
そうで、笑いがあちこちにちりばめられて
いたんですが、真面目そうに見えた
お二人も、しっかり笑いをとってはりました![]()
その他、USJなどで活躍されていた
パフォーマーの方、数々のブレイクダンスで
優勝されている方、舞台女優さん。
ストーリーは原作にとっても忠実でしたが
笑いあり、歌あり、涙あり、ダンスあり、アクションあり。
もう会場いっぱい使って、観客も一緒になって
過ごしている感じがすごーくしました。
会場には子どももたくさんいたと思いますが、
釘づけだったと思いますよ![]()
あと、個人的にツボだったのは、特別ゲストの
江島直子さんの登場シーン。
最高神のアメノミナカヌシ役をされていたんですが
後ろにダンサーの方二人を、with Bのように
従え(笑)、ブルゾンネタっぽく、国生みで笑いを
とられたところが、一番笑いました![]()
高井さんのツッコミは、アドリブやったんやろか、、、
細かいとこも気になりました(笑)
いや~、脚本家さん、やっぱりすごいわ!
もう何度も大笑いしながら、見ていました。
「笑いは祓い」
夏越しの大祓ってことで、みんなで大笑いできて
よかったですよね。
荒川さん、江島さん、主催の皆様。
素敵な時間を本当にありがとうございました<(_ _)>
こんなに素敵な舞台なのに、8月の広島で
今のところ、もう最後になってしまう可能性が
高いそうで、とっても残念です。
是非、行ける方には、観に行っていただきたいなぁ。
自分が古事記を読んだ時も感じたことですが、
この舞台の最後の方で、稗田阿礼役の荒川さんも
おっしゃってましたが
神さまって、全然完璧じゃなくて
むしろ人間くさくて。
無知だったり、失敗したり、悩んだり、泣きわめいたり。
喧嘩したり、逆切れしたり。
神さまなのに、そんなんありーーー?って思って
しまうような事がたくさんです。
それでも、日本の国の始まりの物語は
これなんですよね。
神さまも人間とおんなじように成長する。
海外では、神話の中で神様と人間が同時に登場なんて
考えがないらしいです。
なんかもう、全知全能の完璧な神、みたいなね。
そもそも、住む世界がまったく違う、みたいなね。
でも、日本の神様って八百万の神々っていうくらい
自分たちの生活の中に神様がたくさんいて
とっても親近感を感じるんじゃないかな。
これは、先日のえのっちさんの神様お茶会で
天照大御神様のお話を伺った時も
同じように感じたことです。
(その時の記事はこちら)
古事記の原文は難しいけど
こういう形で触れていけば、興味を持って
くれる人も増えるんじゃないかな~。