漱石山房記念館。 | レモンマートルの何気ない日常

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還暦過ぎた夫婦二人。子ども無し。シンプルで豊かな暮らしを目指してます。

おはようございます。

 

四国・九州では大雨が続いているようですが

 

大丈夫でしょうか。

 

大きな災害が起きないことを祈っています。

 

 

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3ヶ月ほど前からですが、急に漱石の本が読みたくなって

 

合い間にちょこちょこ読んでいました。

 

そのことについてのブログは こちら★ です。

 

定番の「坊ちゃん」「吾輩は猫である」「こころ」

 

「道草」「硝子戸の中」など読んでいるうちに

 

学生の時には分からなかった漱石の魅力が

 

大人になってやっと分かったように思います。

 

漱石の奥さんだった夏目鏡子さんが語った内容をまとめた

 

「漱石の思い出」という本を図書館から借りてきて読んだら

 

ますます、漱石の終焉の地に行ってみたくなりました。

 

漱石の生誕地や終焉の地が早稲田界隈にあるので

 

訪ねてみることにしました。

 

漱石生誕の地は、東西線早稲田駅の近くにあります。

 

当時の面影は全く残っていませんが

 

漱石生誕の地であることを示す碑と説明の立札がありました。

 

 

現在は食べ物屋が建っています。

 

その前の道は夏目坂通り。

 

夏目坂通りの由来については、こちら★ に書かれています。

 

この坂を通らずに、早稲田通りを少し東に行くと

 

漱石山房通りという細い路地があります。

 

その道を道なりに東の方に歩いていくと

 

 

 

まだ新しい漱石山房記念館が見えてきました。

 


 

記念館の隣は、漱石公園になっています。

 

公園の入り口には立派な彫像がありました。

 

 

当時の漱石山房の間取りなどを説明しています。

 

公園内には、漱石の飼っていた猫や鳥などを亡くなった時に

埋めた猫塚も再現されていました。

 

漱石山房記念館は、新宿区で誕生し、人生の最後を迎えた

 

文豪、夏目漱石の生誕150周年を記念して

 

2017年9月に新宿区が開設しました。

 

記念館が建っている場所は、漱石が終焉を迎えた家があった場所で

 

漱石はその家を「漱石山房」と名付けていました。

 

新宿区はこの地に、漱石にとって初の本格的記念館を整備して

 

土地の記憶を未来に継承していくということです。

 

記念館では、今後、資料の収集や保管を行っていくということです。

 

記念館の内部には、漱石が過ごした書斎が忠実に再現されていました。

 

残念ながら撮影禁止でしたので、こちらをご覧ください。

 

1階には、ブックカフェがあり、漱石の本が

 

自由に読めるようになっています。

 

導入展示コーナーでは展示物の他にビデオ放映もしています。

 

ミュージアムショップもあります。

 

2階は展示コーナーで、初版本や俳句、書簡などを展示しています。

 

漱石の門下生たちの特別展をやっている時もあります。

 

私が訪れた時には、児童雑誌「赤い鳥」を創刊した

 

小説家で児童文学者でもある

 

鈴木三重吉の特別展を開催していました。

 

時間が無くて寄れませんでしたが、地下には、図書室もあります。

 

 

 

早稲田・神楽坂界隈には、漱石に関する場所が点在しています。

 

記念館には周辺街歩きマップが置いてあるので

 

マップを参考に、文学散歩をしてみるのも楽しいです。

 

今回は寄りませんでしたが、雑司ヶ谷霊園には

 

漱石の立派なお墓があります。

 

昨年の11月頃、近くを訪れた時に発見しました。

 

 

ゆかりの場所は、新宿区に限らず

 

上野・本郷・千駄木界隈にもたくさんあるので

 

そのうちゆっくり散歩を兼ねて訪ねてみたいと思います。

 

 

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