「きみが見つける物語・放課後編」・浅田次郎,星新一他 | 檸檬堂

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たんしおれもんの本棚です(^^♪
活字大好きな私の読書記録。
ジャンルは問わず、興味を持てば何でも読みます!400冊突破中!

きみが見つける物語 十代のための新名作 放課後編 (角川文庫)
¥500
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若いヒト向け(一応、サブタイトルが十代のための新名作)の短編集。

娘(小6)のために借りてきました。


浅田次郎

石田衣良

橋本紡

星新一

宮部みゆき


名だたる作家ばかりです。面白くないわけがありません(笑)


石田さんって、「池袋ウェストゲートパーク」の人だったんですね。

初めて読みましたが、面白かったです(^^♪


泣きそうになったのは、やっぱり・・・・浅田次郎!!!

「雛の花」(霞町物語・所収)

読み進むと、引きこまれる面白さ。お涙頂戴の話じゃないのに

感動で涙が出てしまう。いい話だったなぁ。


娘が、この5作品の中で一番面白かった、と言っていたのは、

星新一の「門のある家」

うんうん、ママも小学生時代には星新一は、読み倒したよ(笑)

星新一、小松左京、筒井康隆が大好きだったよ、ママは。

星作品のすごい所は、時代を経ても全然古さを感じさせない所。

ショートショートという分野の第一人者だけど、本当にすごいと思います。

SF好きなのは、星作品の影響が強いのかもしれません。

(朝日ソノラマ文庫とか、懐かしいのだ!)


1冊でこの5作品が読めるこの本、10代にだけ読ませるのはもったいない!

ぜひ、大人もどーぞ(笑)