【俳句の勉強7か月(19)】青葉Feuilles vertes/五月Peut | 大阪文学学校本科修了生・元産科ナースが書くブログ

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無期限停止
♢9月〜10月中は移行期として記事を少し更新します。徐々に更新する記事を減らして行きます。✧作詞の記事が最後迄残ります。
✧9/13〜「動物俳句」の記事を連載します。是非ご鑑賞下さい。

♦不調の為、ブログへのご訪問を暫くお休みします。








上げ馬神事のニュースを聴くと、大阪人の私は必ず住吉大社の神馬「白雪号」を思い出す。住吉大社では馬が怪我をする行事を行っていないはずだ。子供の時馬を見たことがある。餌を買って、馬に食べさせる場所があった。あれが白雪号だったのかは知らない。最後に私が住吉大社を訪れたのはちょうど七五三の時期で、おめかしした子供たちが大人を手こずらせているのを見た。





今日の季語 「青葉」「五月」






「きごさい」より引用





「コトバンク」より引用





Today's featured videos

2023/11/02 PETAアジア

https://youtu.be/CdidTU8-7DY?si=nao7nKQazrEE6rDZ


《概要欄より引用》
上げ馬神事廃止のために声を上げよう

残酷な儀式「上げ馬神事」を支援しないよう求めましょう!5月に桑名市の多度大社で行われる「上げ馬神事」では馬がいつも苦しみます。「伝統」が動物虐待を正当化することは決してありません💔 馬を上げさせないために声を上げましょう






わが夢の青葉の波に馬溺れ 知微5/8




ふと、一面の青葉の海の間で一頭の馬が溺れているのが、一瞬見えた。創作家の方々には分かって頂けるはずだ。ビジョンというのか、あれが来た。ビジョンのみをそのまま書いては、分かりづらいから夢で見たことにした。夢もビジョンも脳が見せてるのだから同じだと思う。青葉の波は多分暗喩だ。




image/毎日新聞「上げ馬神事」





2024/05/07 メーテレニュース

動画の時間 13分45秒

https://youtu.be/HtpATBYswOQ?si=U2c5YBU2eRIQ2S1W


《概要欄より引用》
動物虐待”の批判で、あり方に揺れた「上げ馬神事」…祭りはどう変わり、人々は何を思うのか

700年近い歴史を誇る、多度大社(三重県桑名市)の上げ馬神事。馬が坂を駆け上がり、高さ2mの土壁を乗り越えた回数で農作物の吉凶を占う神事ですが、「動物虐待」との批判を受け今年から“改善”されました。坂の傾斜を緩やかにし、土壁も撤去。様変わりした伝統の神事を、地元の人々や見物客はどんな思いで見つめたのでしょうか。#...





📝馬を走らせずに、人間が走ればいいだけ。占いごときの為に馬を走らせないで欲しい。勝手に人間が動物を使わずに占えばいい。


🚨伝統とかいう迷信に動物を使う事を、人類はやめるべきだ。多くの伝統は迷信なんだから。AIの時代に迷信って、遅れ過ぎでしょ? 迷信の為に怪我して殺処分なんてバカげてる。バカバカしい。これが自分の人生ならやってられない。








「きごさい」より引用




翌日、詠みました


ほろ酔ひ馬五月の坂を転げけり 知微5/9



上げ馬神事に出る馬に興奮させるために酒を飲ませていると知って(昔の映像として見た)、思わずイカサマやん、と言ってしまった。馬に酒を飲ませ、危険な事をさせ、骨折させ、殺処分にする。人間は馬を弄んでいるとしか思えない。今でも、馬に酒を飲ませているのだろうか?






青葉の句




いかめしき土蔵の間の青葉かな 正岡子規「青葉」





こころ染むこと多きかな青葉冷 中村汀女





さつきばれ青葉の花は散り果てず 日野草城





ぶな観音すこしけはしく青葉闇 鷲谷七菜子「天鼓」





やすやすと青葉になりて夏近 正岡子規「夏近し」





一茶の墓青葉身近かにありにけり 細見綾子





五月雨や青葉のそこの窓明り 正岡子規「五月雨」





夜はさらに青葉いきれの甲斐泊り 鷹羽狩行







五月の句




五月の雨岩ひばの緑いつまでぞ 松尾芭蕉





五月来ぬキャベツたつぷり切りきざみ 鈴木真砂女「夏帯」





種牛や腹に五月の土蹴上げ 西東三鬼