いよいよ、産まれるんだ!
ゆきは桜を、箱の中に入れましたが、直ぐに出てきます。
できることなら、出産は、夜、もしくは真夜中がいいなどと、勝手に思ってました。
「心配しなくても、部屋の隅とか、暗い静かな場所で、勝手に産むよ」
と、聞いていましたが…
よりによって、お一日(おついたち)の朝…
「桜ちゃん、仕事の段取りしてくるから、30分だけ行かせてね!」
スケジュールをチェックして、動くのを昼からにして…直ぐに部屋に戻ってきました。
ゆきは、ホットカーペットの上に、バスタオルを引きつめました。箱の中では産まないなと判断したからです。
そして、毎晩、桜と一緒に寝ている、こたつの定位置に座りました。
桜は、ゆっくりと歩き、ゆきの横に寝そべりました。でも呼吸は荒く激しくなってきてます。それ以上に、ゆきの心臓の鼓動は激しくなってきているようでした。
ゆきは、大きく深呼吸をして、落ち着け!落ち着け!と自分に言い聞かせました。そして、桜の背中をゆっくりと撫でてあげました。
「桜ちゃん、大丈夫だよ。私はここにいるからね。安心してね。どこにも、行かないからね。」
桜は、ゆきの顔を見ています。
その時、携帯電話が鳴りました。
続く
ゆきは桜を、箱の中に入れましたが、直ぐに出てきます。
できることなら、出産は、夜、もしくは真夜中がいいなどと、勝手に思ってました。
「心配しなくても、部屋の隅とか、暗い静かな場所で、勝手に産むよ」
と、聞いていましたが…
よりによって、お一日(おついたち)の朝…
「桜ちゃん、仕事の段取りしてくるから、30分だけ行かせてね!」
スケジュールをチェックして、動くのを昼からにして…直ぐに部屋に戻ってきました。
ゆきは、ホットカーペットの上に、バスタオルを引きつめました。箱の中では産まないなと判断したからです。
そして、毎晩、桜と一緒に寝ている、こたつの定位置に座りました。
桜は、ゆっくりと歩き、ゆきの横に寝そべりました。でも呼吸は荒く激しくなってきてます。それ以上に、ゆきの心臓の鼓動は激しくなってきているようでした。
ゆきは、大きく深呼吸をして、落ち着け!落ち着け!と自分に言い聞かせました。そして、桜の背中をゆっくりと撫でてあげました。
「桜ちゃん、大丈夫だよ。私はここにいるからね。安心してね。どこにも、行かないからね。」
桜は、ゆきの顔を見ています。
その時、携帯電話が鳴りました。
続く