Day124 朝食は食べる食べない?
#食事の回数 を何回にするかは、あくまでもその人の #ライフサイクル に
合わせてあげれば良いのだが、私が朝食を抜くスタイルを採用している
メリットもお伝えしたいと思う。
#朝食は食べた方がいい のか、 #食べない方がいい のかについても、
どちらの #説 もそれぞれが #納得 いくような説明をしてくれるので、
この #問題 も #結論 が出ない。
ただどちらかと言うと、 #食べた方が良い派 の方が多いような気が
するので、その #意見 や #論拠 を考えてみよう。
朝食が大事だとされる #理由 には、大きく3つほどが挙げられる。
まず一番重要なのは、 #脳 への #エネルギーチャージ だ。
脳が一番に使うエネルギーは #糖質 だと何度も述べたが、
朝一番の朝食によって脳に #エネルギー を送り #活性化 させる。
午前中にぼーっとしている人は朝食を抜いていて、
脳にエネルギーが回っていないからだ。
事実として、朝食を食べる #生徒 の方が、 #学校の成績 が良いという
#データ がある。
次に、 #体温 が上がり、身体もしっかりと目覚める状態になることである。
眠っている間は体温が低下しているため、起きた直後はフルに
動きにくいが、朝食を摂ることで体温が上がり、 #エネルギー代謝 を
上げることができる。
こうして、午前中からフルに動くことができるというわけだ。
三点目としては、 #体内時計 を整える効果が挙げられる。
人間の身体には、一日を計測できる体内時計が備わっているのだが、
これが現実の #24時間 ちょうどとは限らない。
個人差はあるようだが、24時間よりも長めの時間を、
一日と #カウント している。
このズレは #朝日を浴びる ことによって #リセット されるので、朝は
#規則正しく起きる のが良いとされるのだが、朝食もこの調整に
一役買っているのだ。
以上のような理由から、朝食は一日をスタートする上で、とても大事な
食事で、抜くなんてもっての外だと主張している。
では、食べない方が良い派の言い分はどうだろう。
まず、朝食が一日で #一番大事 だというのは #科学的 に嘘で、朝食
イコール健康的というのは完全に #印象操作 だとまで言う医者までいる。
#中学生 くらいまでであれば、朝食食べる派の生徒の成績が良いことが
分かっているので、食べた方が良いと考えられているようだ。
しかし、元から体重が適正以上で、夕食が夜遅めの人などは食べる
必要は無いし、むしろ食べない方が良い。
私たちの身体は、目覚める少し前に体内時計によって、 #興奮作用
のある #ホルモン を分泌し、 #肝臓 に #ぶどう糖 を作るように促すように
なっているという。
そのため、目覚めに必要な刺激を既に身体は受けているというのだ。
それに、朝を食べても食べなくても、昼と夜の食事で摂る食事の量は
それほど変わらないという研究結果もあり、結果的に食べ過ぎに
なってしまい、太りやすくなると主張する。
実際に朝起きても食欲が無いと言う人も多いが、これは #交感神経 が
活性化されているからで、身体は動き出す準備こそできているが、食べる
準備をしているわけではない。
朝にお腹がすくのは、 #長年の習慣 であることがほとんどで、
本当に #空腹 でなければ食べる必要が無い。
いかがだろうか、どちらも一理あるような気がする。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Day123 ライフスタイルと食事の回数
さてそれでは、そもそも #食事の回数 が #3回 は理に適っているの
だろうか。
そして、実際のところ、一日に何回の食事が #健康的 と言えるのかに
ついて、お話しよう。
結論から申し上げると、 #答え を期待した人には大変申し訳ないが、
人に依るとしか言えない。
なぜなら、 #一日一食 であっても、二食であっても、または五食や六食で
あっても、それなりに #メリット と #デメリット を挙げることができるため、
#結論 が出ないからだ。
ただ、 #一日三食 は確かに #バランス が良いのは事実とも言える。
脳は #糖質 を #エネルギー として優先的に使うが、通常一回の食事で
摂れる糖質はせいぜい4~5時間の活動分だけだと言われる。
つまり#脳の働き を #クリア に保つためには、ちょうどよい間隔で
#エネルギー補給 を行っていることになるからだ。
ただ、そもそも #現代人 は #食べ過ぎ であり、
#一日三食は過剰 であるという意見も良く耳にする。
では、一日一食や一日二食はどうであろう。
食事の回数を減らすことで、食べる #絶対量 を減らす #効果 は
あるように思える。
だから、食事の量をそれほど気にせずに楽しむことができるということは
メリットではあるが、その分、身体は #栄養 を #吸収しやすい 状態に
なっていることは忘れてはならない。
逆に4回以上に増やした場合はどうだろうか。
#空腹 時間を減らせるために、 #ドカ食い を抑止できる点、
身体への吸収も少し緩やかにできることはメリットと言える。
しかし、一食で食べる量に気を付けないと、当然ながら #オーバーカロリー になってしまうだろう。
仮に、一日で食べる量が全く同じだとしたら、食事の回数が多い方が、
吸収率が下がるために #太りにくい のは事実のようだ。
それでも、実際に #オフィス で仕事をしている人が、5回も6回も食事を
することは現実的ではないと言える。
もちろん、 #アスリート のように明確に #身体づくり や #トレーニング の
ために#ハードな運動 をする方であれば、一日に何食も食べることで
エネルギーを常に #チャージ しておく必要があるだろう。
このように、一概に一日に食べる回数を言うことはできないので、
それぞれの #ライフスタイル に合わせて、自分で設定していくことが
望ましい。
ちなみに、私は基本的には #一日二食 で過ごすことが多い。
朝は #固形 のものは摂らず、昼と夜に食べるというスタイルだ。
私はこの #サイクル に慣れているために、午前中は #空腹状態 のまま、
その日に目標設定していた仕事を片付けるようにしている。
昼はなるべく軽く済ませるように心掛けてはいるものの、
特に #冬場 は体温を保つために多めに食べてしまうこともある。
そして夜には、限度はあるものの比較的に好きに食べるようにしている。
もしあなたが #朝食を抜くと調子が上がらない という #タイプ であれば、
もちろん朝食を摂ったらいい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Day122 一日何食?
食べないようにした方が良いもの、 #体質にもよるが、多くの場合、
食べると良いだろうと思われるものがおおよそご理解いただけたと思う。
そこで今度は #食べ方 について、少し考察を述べておきたい。
良く言われるのが、食事はきっちり #三食 が良いのか、 #朝食 は
食べた方がいいのか、食べない方が良いのかなどである。
現在、多くの #文明国 では、朝昼晩と3回の食事が一般的であるが、
#人類 は昔から三食が基本だったわけではない。
先に述べたが、 #日本 では #江戸時代 の半ばまでは、朝と夕の #二食 が
基本であり、三食が一般的な習慣になってからの方が日が浅い。
ちなみに #一日三食 の #習慣 が根付いたのは、 #明暦の大火 が
#きっかけ だったらしい。
#江戸の町 の3分の2を焼き尽くしたという #大火事 の後、 #復興 のために
多くの #職人 が江戸の町に集まってきたが、彼らは #肉体労働 のために
二食では身体がもたない。
すると、そのような #肉体労働者 や家財を失った #被災者 を相手に
#屋台 や #飯屋 が江戸の町のあちらこちらにでき始める。
こうして、 #外食 が発展すると同時に、人々は昼食を取るようになっていき、
一日三食が習慣化したという訳だ。
#ヨーロッパ ではどうかと言うと、やはり #中世 を通して #一日二食 が
一般的であったようだ。
#庶民階層 まで一日三食が定着するのは18世紀頃まで待たねばならない。
ただ、 #古代ローマ 、 #古代ギリシャ などの文明までさかのぼると、
一日三食と言う #優雅 な暮らしぶりだったようだが。
ヨーロッパでは日本と事情が異なり、昼と夜の2回が基本で、
昼食が #メインの食事 であった。
その名残であろうか、今でもイタリアでは昼食が #正餐 と位置付けられて
おり、13時ごろから食べ始める。
#イタリア のお店の営業は朝9時頃開店し、13時で一度店を閉める。
そして家に戻り、たっぷりと食べて昼寝をし、それから夕方16時に店を再開、
20時閉店という #サイクル だ。
そのため、夕食は私たち日本人の感覚からすると遅めで、 #レストラン の
#夜の営業 も20時からという店が多い。
夜は、比較的軽く済ますことが多い。
ちなみに #ピザ というのは、実は #イタリア料理 では一皿で済ます
#軽食 の #部類 に入る。
軽食と言っても、確かに薄い生地ではあるものの直径30cm近くもあるので、
どこが軽食なのかと、 #ツッコミ を入れたくなる #日本人 も多いと思うが。
そのため、 #伝統的 な #ピッツェリア は夜しか営業しない店もある。
ピザは夜に食べるものだから、昼に食べるのは #邪道 だとでも
考えているのだろうか。
私は #スペイン での滞在歴はないため、スペインでの事情には
明るくないが、 #シエスタ という言葉は多くの人が知っているわけだから、
似たようなものだろう。
その代わりと言ってはなんだが、 #朝食 は #パン と #コーヒー だけという
感じで本当に #簡単 に済ませる人が多い。
日本人の場合、朝はしっかりめに食べても、昼は外で簡単に済ませると
いう方が多いと思うので、どの食事が後から追加されたかによって、
その配分が違うのも興味深い。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。