Day127 オートファジーとケトン体代謝
第二のメリットについては、 #オートファジー 効果というものだ。
オートファジーという言葉を知らない方もいらっしゃるだろうから
説明しておくと、 #日本語 では #自食作用 と訳される。
#細胞 が自らの一部を分解する作用のことで、これにより、古くなった細胞が
内側から新しく生まれ変わらせる仕組みと考えて良い。
細胞内の #タンパク質 などの分子は、時間が経つと何となく壊れるのでは
なく、細胞自らによって #能動的 に分解されている。
そして分解された物質は、新たな細胞内の部品の材料として #再利用
されていく。
要は、細胞内で自ら #リサイクル させることで、細胞は新しいものに
生まれ変わっていく。
#新陳代謝 で身体が #リセット されるために、 #アンチエイジング 効果
などが謳われて、 #美容 や #健康 の分野から注目されている。
また、細胞内に侵入してきた #細菌 もこの #分解作用 の対象になるため、
#免疫 や #病気予防 にも深く関わっていることが最近の研究では
分かってきている。
私たちの身体を若く保つ働きをしてくれるこの作用だが、体内が
#飢餓状態 になってくると活性化してくることが分かっている。
つまり、体内に #エネルギー が不足してくると、 #体内メカニズム として、
#生命維持 のための分解が活発に行われるようになるということだ。
では飢餓状態を作り出すにはどうすれば良いのかと言うと、16時間以上の
食事をしない時間が必要になってくる。
最後の食事から10時間も経つと、肝臓に蓄えられた #糖 が枯渇してくる。
そして、16時間も経つとオートファジー作用が働いてくるという #仕組み
である。
この作用による免疫力のアップと、先に説明した #腸内環境 の変化により、
#健康効果 を期待する声が非常に多い。
そして、いよいよ3つ目のメリットになるが、ずばり #ケトン体代謝 を
利用できるようになることだ。
体内の糖分が枯渇していくことで、人は脂肪分をエネルギーとして利用する
ようになるメカニズムを利用するということだ。
ただ、筋肉を分解して糖質を作り出す #糖新生 が第二の回路として、
人間には備わっているため、タンパク質を必要以上に摂らないことと、
飢餓状態になっている身体が脂質をエネルギーとしやすいように良質の
油を体内に入れておくことなど、日頃の節制も大切だ。
午前中に糖質とタンパク質を摂らないでいれば、それらを消化する必要が
無いので、身体は体内に入ってきた脂質を使ってすぐにケトン体という
エネルギー生成に向かう。
このように、 #糖代謝 とケトン体代謝の切り替えを意図的に作り出すように
しているのだ。
Day126 胃腸を休ませよう
#16時間ダイエット は別名、 #16時間ファスティング とも言う。
#ファスティング とは #断食 の意味だから、毎日16時間の #プチ断食 を
行っている感覚である。
#朝食 は #英語 で #ブレックファースト だが、 #ファスト つまり断食を破る、
#ブレーク する #食事 と言う意味である。
要するに、ここでは14~18時間の #食べない時間 を作ることに
#フォーカス していると考えていただきたい。
もちろん、残りの食べて良い時間にどんなものを食べるか、どれだけの量を食べるかも大変重要なのは言うまでもない。
その #限られた時間 の中で、内容の #バランス 、活動に必要な
#エネルギー ・ #栄養 をしっかりと摂取しなければ、活力は湧いて
来ないであろうから。
ただ、これを行うことにより多くの場合、 #減量効果 が期待できることも
あり、16時間ダイエットなり、18時間ダイエットなどと呼ばれているわけだ。
私は、大きく3つの #メリット を期待して、これを意識した #生活習慣 を
採用している。
まず一つ目は、 #胃腸を休ませる時間 を作ることで #整腸作用 が
あると考えているからだ。
16時間も #固形物を食べなければ、 #胃 は空っぽになり、 #消化器官 への
負担が減ることになる。
例えば #四六時中 #つまみ食い などして、まだ胃が空になっていない
状態なのに、次の食べ物が入ってくるとすると、消化のために胃や腸が
休む間もなく動いている状態になるわけで、負担がかかるのは当然と
言えるだろう。
負担が減ることで、胃腸は #本来のパフォーマンス を発揮することが
できるようになる。
活性化された胃腸は、その内部の #環境 も改善されることは間違いない。
#消化 の #パフォーマンス も上がっているために #老廃物 も減り、
#腸内環境 が好転すれば、女性であれば #美容効果 も期待できる。
腸内の環境が悪ければ #肌荒れ 等にも繋がるからだ。
また、 #免疫細胞 の大半は腸内に存在していると言われているため、
腸内環境を整えることは、免疫力を高めて病気に罹りにくい身体を作っていく
上でも #非常に大切 なことと言える。
体重を絞ることを目的に、このような生活を続ける中で、気付いた点が
あったので、これを #シェア させていただきたい。
それは改めて #食べ物の大切さ や #有難み を感じることが
できたということだ。
日頃、物が #食べられなくて困る ということに直面することはそれほど多くは
無いと思う。
もちろん単なる #空腹感 は日頃感じられるであろうが、 #飢餓状態 に
近いと言うか、エネルギーが切れたように感じる状態はなかなか
少ないのではないかと思う。
しかし、特に減量を目的としていたこともあって #食事量 も最小限にしていた
ため、最初の食事になる昼前にはエネルギー切れの状態を感じていた。
そのような状態の身体に食べ物が入っていくと、何か身体に染み込んでいく感覚を覚え、食べることの大切さをしみじみと味わえたのである。
ここまでの状態というのは、あまり好ましくないとは思うので真似は
していただかない方が良いと思うが、人は食べずには生きられないという、日頃なかなか意識しないが #当たり前のこと を #痛感 したのだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Day125 朝の一杯の水
私自身は #朝食 を食べないと先に述べたが、私なりの朝食を摂らない
#メリット をお話しよう。
最初にお断りしておく必要があると思われるのだが、食べないと言っても、
#固形のもの を摂らないという意味で、全く何も口にしないわけではない。
私の朝は、 #一杯の水 を飲むところから始まる。
良く聞く話だとは思うが、私たちは寝ている間にかなり #汗 をかいている。
これは、 #睡眠中 は深く眠るために体温を下げるために発汗しているから
なのだが、 #眠っている間に失われる水分 は、200~300mlとも言われ、
#コップ 一杯分に相当する。
それだけの水分がなくなるということは当然ながら体内での #水分不足 が
起こるので、 #血流 は悪くなっている。
朝方が #脳卒中 などが起こりやすい #時間帯 の一つである #原因 の
一つとしても考えられている。
だから、まずは #水分補給 を一番に行うことで、#血液 の流れを
#スムース にし、体内の #老廃物 を排出しやすくする。
また、水を飲むと #副交感神経 が活性化されるため、目覚めをスッキリと
#リラックス したものにしてくれる。
実際に私も朝の起き抜けには #ダルさを感じる こともしばしばあるが、
水を飲むことでスッキリと一日を始めることができている。
ただし、ここで言う水は #コーヒー やお茶ではなく、純粋な水が良いと思う。
#お茶 やコーヒーでは #利尿作用 があり逆効果になる可能性もあるし、
#糖分 を含むような #清涼飲料水 では吸収に時間がかかり、
朝には適さない。
また、 #冷蔵庫 で冷やしておいたような #冷たい水 だと、体温を下げて
#代謝 を下げてしまうので、避けた方が良く、常温又は #白湯 のように
少し熱がついたものを飲むようにしたい。
私は、 #ミネラル 補給の効果も期待して、常温の硬水の
#ミネラルウォーターを飲んでいる。
その後、身支度をしてから出かける前に、 #青汁 に #オイル を
混ぜたものと、 #コーヒー を飲む。
どうしても #午前中 に #試作品 の #試食 など食べる必要がある場合も
あるものの、昼食までは基本的にはなるべく食べないように心掛けている。
日常ではその後、夜の8時くらいまでに夕食を済ませたいとは思っている。
もちろん夜に #会合 が入ったりと、この限りではないことも多いのだが。
さて、このような #食事パターン で期待している効果が、 #16時間ダイエット
と呼ばれるものであり、私が朝食を抜く最大のメリットと捉えている部分だ。
聞いたことがある人もいるかもしれないが、この #メソッド は、8時間以内に
一日の食事を終えて、残りの16時間は物を食べないという #やり方 だ。
本来は、 #18時間 の #食べない時間 を作り、6時間以内に食事を済ませる
方が理想的なのだが、私の #ライフサイクル から実現は難しそうなので、
16時間を意識するようにしている。
16時間でも難しければ、 #14時間 空けるようにすると、同様の #効果 が
期待できるらしい。
では、そのメリットをお話していこう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。