朝、西に沈みゆく月を見ると、冬だなーと思います。桜の木は、蕾の準備をしたまま冬眠中。
さて、年の初めは、その年のマナカードと、年の前半、そして1月分の3つの流れのカードを引いています。
今日は前半の流れを。
その前に、2020年後半の振り返りです。↓
振り返りで引いたのは、『34-PUA(プア)』でした。
プアは最近よく引くなぁー、という印象です。
プアとは、ハワイ語で花のこと。ですが、ハワイアンソングでプアと歌われるのは、大事な人。家族や恋人、子供…。そんな自分にとって大事な人のことを花と表現します。
日本でも、ずっと下積みで頑張ってきた人が表に出るとき、『花開く』などと表現しますね。
昨年末、わたしはひとつの行動を起こしました。このコロナ禍にあってその行動は、きっと馬鹿だと言われるようなもの。だけど、自分にとって大事なものを優先するために、その行動を起こしたのです。
まさに、鬼滅の刃の富岡義勇が言った、『生殺与奪の権を人に握らせるな！』ということのために。
人生の花は自分で咲かせる、そんな気持ちです。
さて、今年の前半はどうなるのか。
引いたカードは、『32-HAUMEA(ハウメア)』でした。
ペレの母であり、大地と豊穣を司る女神と言われるハウメア。彼女はどんな願いも引き寄せるのだそうです。
昨年から、たくさんの願いの言葉を聞きました。それは、ほとんどが『早くコロナが収束しますように』という願いでした。しかし、願いを叶えるには願っているだけでは駄目で、必ず行動が伴わなければ、願いが叶うことはないのです。
そして、『誰かの願いは、誰かの呪い』という事実(笑)。
人間の願いが叶って、コロナ以前の経済活動を再開したら、それは自然界にとっては呪いです。人間が活動量を抑えたとき、ベネチアの水がきれいになったり、中国の大気汚染レベルが下がったり、自然界への恩恵は大きかったという事実。
豊かさって、いったい何だろう？
経済？心理？それとも環境？
この1年、そのことを思わない日はなかった気がします。
これから半年、恐らくまだこのコロナの影響は続くと思いますが、本当の豊かさについて考える日々も続きそうです。
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