日に日に増えていくCOVID-19の感染者。1ヶ月前とは、わたしのCOVID-19に対する感覚も変わってきました。
が、いまだに『小説のようだ』と思うのは変わっていません。なかなか現実だと感じられない…。夢かなぁ。
色んなものに対して、現実感が薄いのかな。乳がん告知されても、特に動揺しませんでした。動揺と言えば、再検査で呼び出された時が一番動揺していました。分かってしまえば、あとはどうするかの道筋が見えるので、気持ちは楽でした。
次の診察予約日までの間に、乳がん経験者のDちゃんと飲みに行き、国立がんセンターに紹介状を書いてもらうことにしました。
T都病院のMドクターは信頼できないし、聖路加病院は個室しかないから差額ベッド代が1泊25000円と聞き断念。Dちゃんも国立がんセンターで治療を受けたし、専門病院だし、ということで決定。
そこでDちゃんと話が盛り上がったのが、スピの人の無神経さでした(笑)。
脳神経外科の時もそうだったのですが、スピ好きの人って西洋医学を否定します。患者本人が西洋医学を肯定していても、それを否定し、やれカルマだとか言い出します。それを正せば治ると。それがどれほど患者を傷つけるか想像もせずに。
Dちゃんもわたしも比較的自然派だし、海に出ているから環境問題にも関心が高いし、何も無頓着な訳ではありません。でも、自分で手術を受けると決めたのに、体にメスを入れるなとか言い出すスピ好きに、ふたりとも色んな提言をされて辟易していました。
しかも、アドバイスなんて求めていないのに、勝手に言ってくるのに参っていました。自分が癌を患ったら、自分で実験して欲しいものですね。
そんなこんなで盛り上がった翌日、T都病院の診察に行くと、M先生がにこにこと『3月の手術に向けて、検査のスケジュールを決めよう』と言い出しました。え?1月下旬って言ってたアレはなに?
で、わたしも開口一番『がんセンターへの紹介状を書いてください』と依頼しました。スケジュール決めるも何も、こちらの腹は決まっていたからです。
それを聞いたM先生、わたしのカルテを放り出して言いました。
『あーあ、今までの全部、無駄になっちゃった』
え???
耳を疑いました?
そして、わたしの人の見る目の確かさを確信しました。
『紹介状を書いてください』
自分の症例数を増やしたかったのか、診療報酬が欲しかったのか、その両方か。この人に命を預けないで良かった。
そこでM先生は別の食い下がり方をして来ました。M先生は有明の癌研で研修をしたらしく、癌研への紹介状ならすぐ書くと言い出しました。あそこは立地があまり良くなく、ダンナに来てもらうのにはもちろん、自分も通いにくい場所なのです。
それを伝えると、『乳がんなら癌研の方が良い』と食い下がって来ます。きっとご自分の顔を立てたかったのでしょう。
こちらとしては、必殺無表情で応酬です。それを見てはっとしたのか、がんセンターへの紹介状を書いてもらう約束を取り付けました。
カルテを放り投げたのを見ているので、本当に胸糞が悪い思いでしたが、それでも『ありがとうございました』と診察室を出ました。M先生からは何の返事もありませんでした。
おーい、アラウンド古希の大人の対応じゃないぞー。
ここで治療を続けない決心をした自分を、思いっきり褒めてあげました。
6日後、紹介状を取りに行って、その場でがんセンターの予約を取りました。
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