奈良漬にチャレンジ | Hoʻola ~自分を生きる~

Hoʻola ~自分を生きる~

ハワイが大好き。
写真を撮るのが大好き。
視えない世界も、視える世界もひっくるめて、
この世を遊ぶように楽しんでいこうと思ってます♪

いつの間にか料理ブログになってる。。。(笑)
昨年からクックパッドにもぼちぼち投稿しています。メインはヴィーガンでも食べられる料理。ベジタリアンでもダシに鰹節を使ったりするので、なるべく動物性のものを使わない料理のレシピを投稿していますので、よかったら覗いてみてください。
 
昨年からなのはな生協で野菜を購入し始めて、この正月が初めての年末年始でした。なのはな生協は日常でよく食べる野菜が無農薬で(たまに減農薬もあり)、しかも玄関先まで配送してくれるので、本当に助かる!大根とか重いものは重宝します。
 
そんな初生協年末年始でやってしまった「あるある」。配送スケジュールが通常と違うので、なんと12月の間に大根が6本も注文してしまったこと!そのうち2本は大きな三浦大根。
 
葉っぱはすべて炒めて、醤油とピーナツバターで和えて食べました。
 
{FA5201A5-3FDE-4543-B785-3E437A9BD7D6}
 
そこで、大根の奈良漬にチャレンジ!
 
昨年末に友人から高清水、酔鯨、1年熟成させた樽平の粕をたくさんいただきました。あたしが「酒かす大好き!」と言ったのを覚えててくださって、本当にたくさん送ってくださったのです。
 
大根と酒かす。
これは奈良漬を作れと神様が言っているんだと。。。(笑)
 
クックパッドでは「奈良漬もどき」な時短レシピや、本格的な白瓜のものはあるけれど、大根がない。。。なので、白瓜をベースに大根でちょっと試行錯誤。
 
ちなみに今のアタシ、時短には興味ありません。やっぱり一度は手間をきちんとかけてやってみたい。時短がもてはやされる昨今ですが、簡単に手に入るものには興味がないのです。
 
まず、大根を4つに切り、干し網で2週間ほど干しました。かなりからからになったところで、その重量の10%くらいの粗塩に漬けたのですが、まだ水が出てくる(笑)。4日ほど漬けて、塩を洗い、3時間水で塩抜き。
 
それから酒かす1kgと甜菜糖ときび糖合わせて200g、焼酎100cくらいを混ぜた中に漬け込み。
 
こう書くと、ん?簡単じゃない?と思われるかも知れませんが、食べられるのはなんと梅雨明けごろです!それまでカビが生えたり傷んだりしないように気をつけなければなりません。
 
昨年、味噌も初めて仕込みましたが、発酵食品はとにかく時間をかけることが肝心。だからお味噌とか醤油とかお酒とか、蔵で働く人はその商品への愛情がハンパないのですね。。。毎日手はかけなくても目はかけて、様子を見守るのですから。
 
そういう世界、大好きです。
 
こうやって自分でやってみると、なぜ奈良漬が高額なのかよーく分かります。だけど人生の折り返しを過ぎたアタシ、自分には時短レシピや化学調味料でパパっとできるようなものではなく、ちゃんと手をかけたものを食べさせてあげたい。今生での食事の回数は、残りそれほど多くないのですから。
 
しかし、料理、楽しい(^^)
自分がこれほどハマると思ってなかったわ(笑)