新年、明けましておめでとうございます。
やはり、昨年の一番大きなできごとは、2月の脳神経外科手術ですね。この時に様々な人に支えられていることを実感し、支えられていることに感謝するとともに、「あぁ、あたしは存在していて良いんだな」っていう自己肯定感のようなものも感じることができました。
日常の中では忘れてしまったり、まだまだ「あたしなんて。。。」っていうスネが出てきたりするけれど、これを感じられたのは、あたしにとって本当に大きな意味がありました。
さて、2016年を振り返ってみます。
そして、振り返りで引いたカードは、「9-Manō(マノー)」の白サンゴが上でした。
マノーとはハワイ語でサメのことですが、ハワイアンにとっては神のようなもの。恐れるとともに、その力を取り込みたいと願う存在です。
凶暴で傍若無人。だけど畏怖の対象。そして海の守り神でもあります。古代ハワイの武器には、殺傷能力の高いサメの歯が使われています。サメって歯が抜けても、何度でも生え変わるんですよー!
2016年は「自分に意識を向ける」ということを心がけていましたが、きっと傍若無人なほど自分を意識することができたのでしょう。日本人はとにかく「空気を読む」とか、「普通」とか、他人軸になりがちです。その中でサメのように「自分・じぶん・ジブン」と意識できたということなのでしょう!
年末にお会いしたHappyちゃんは、ゲスいほど「自分主義」だって言っていました。気を抜くとすぐ「他人軸」になっちゃうから、あそこでの会話は大きなアンカーとなりました。
そして、2017年のイヤーカードは。。。
「17-Tī(ティ)」でした!
たまにオーストラリアに自生するTea Tree(ティートゥリー) と混同されますが、別物です。Tīは古いハワイ語ではLāʻī (ラーッイー)と呼ばれ、カヌーで運ばれて来たカヌープランツのひとつです。痛みや熱を取ったり、魔除けに使われたりします。フラのpāʻū(パーッウー:スカート) やレイの素材になり、また、繊維が丈夫なのでカヌーのラッシング材にも使われます。とにかく有用性の高い植物なのです。
数年前、オアフ島にお住いのカフナのカイポ・カネアクアさんのロミロミを受けた時、足首にティを巻いてもらったのですが、その後ナナクリビーチで遊んでいた時に、「足、痛いの?」と聞かれたことがあります。ハワイアンにとって、痛いところにティーを巻くのは治療として当たり前のことなんですねー
このカードを見た時に浮かんで来た言葉は、「純度を高める」でした。このカードのテーマは「浄化」なのですが、浄化するというのは、純度を高めることととてもよく似ています。
では、自分の中の不純物とは?
これを昨日から2日ほど考えていたのですが、あたしにとっての不純物は、「罪悪感」でした。
物事が思う通りに進まない時、そこには思う通りに進むことに対する罪悪感が存在する。それがどうして起こるのか?
根本には「あたしなんかが。。。」という、自己否定、自己卑下、そんな気持ちがまだまだあるみたい。
そこには、それを握りしめているメリットがあるので、それを見つけて、そして手放して、自分の純度を高めていく。今年はそんな年になりそうです。
このブログの左側にあるブログアクセサリーで、カードを引くことができます。ご興味のある方はやってみてね。
※カードの画像は、マナ・カード~ハワイの英知の力~よりお借りしました。