今年も今日を残すのみ。
最後の方はほとんどブログをアップできず、何か書く気にもなれずにいました(笑)
本当は思うことはたくさんあったのだけど、文章にまとめることができずにいました。自分の人生の旅は、まだまだ途中。これからも続きます。
さて、実は一昨日、マイレの種をたくさんいただきました。このブログにも何回か書いたマノーカマクラ号というくり抜きカヌーを作ってくれたヒロ在住のカヌービルダー、アンクル・レイことレイモンド・ブーマタイさんからです。
アンクルとの交流の始まりは約2年前に遡り、たくさんのことを教えてもらいました。ネイティブ・ハワイアンの血を引くアンクルは、カヌーでは人間国宝級の方で、ウクレレも上手でフラも踊ります。御年73歳。
あたしはずっとマイレを育ててみたいと願っていました。それこそ10年以上。そしてようやく願いがかない、既に発芽の準備をしてあるマイレの種をいただきました。
今年は(も?)いろいろなことがありましたが、このマイレの種を見て、「強く願うだけじゃだめなんだ。こちら側の準備ができたとき、願いは突然かなうものなんだ」という言葉が思い浮かびました。
虹もそう。何で人が虹に惹かれるかというと、いくつもの条件が重なって見られる貴重なものだから。
この白糸の滝はいつもそこにあるけれど、虹は光の射す方向や自分の位置などによって見られないことも多々あります。これは12月28日の写真だけれど、滝壺まで行けるようになったのは12月25日なのだそう!(台風で崩れて修復作業をしていたようです)
願うだけではなく、準備を整えて初めて叶う。
来年はこれをしっかり心に刻んでいこうと思います。
マイレはハワイではとても神聖な植物とされています。この種をハワイ文化を真摯に学ぶ方たちと一緒に育ててみることにします。