連続テレビ小説『カーネーション』第5週「私を見て」(第28回) | 新・法水堂

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演劇と映画の日々。ネタバレご容赦。

連続テレビ小説『カーネーション』
第5週「私を見て」(第28回)


作:渡辺あや
音楽:佐藤直紀 演奏:フェイスミュージック
主題歌:「カーネーション」椎名林檎


出演:

尾野真千子(小原糸子)

麻生祐未(小原千代)

正司照枝(小原ハル)

甲本雅裕(木之元栄作)

田中隆三(松坂正一)、尾上寛之(安岡勘助)、渡辺大知(松坂勇)、柳生みゆ(小原静子)、押谷かおり(松坂絹江)、眞木めい(小原清子)、吉田葵依(小原光子)、松原美穂(松坂家女中)、山野さゆり(呉服店の客)、上田泰三(花村の部下)、NAC、劇団東俳、劇団ひまわり、キャストプラン、日本芸能センター、クリアファースト

宝田明(松坂清三郎)

十朱幸代(松坂貞子)

小林薫(小原善作)


STORY
神戸の松坂家に到着した糸子はミシンに目を輝かせる。貞子はココアを飲もうと誘うが、糸子は急がなくてはいけないと早速仕事に取りかかる。熱心にミシンを踏む糸子を見守っていた清三郎は、もうすぐで晩ご飯だと励ます。夕食時、正一が社長命令でミシンを空けさせた話をする。そこでの食事が楽しければ楽しいほど、家のことが気にかかる糸子。するとそこへ、静子からの電話がかかってくる。「すぐに帰ってきて」という静子の話によれば、糸子が神戸に向かった後、善作は激怒し、千代に殴りかかろうとしたという。妹たちが千代をかばい、ハルが千代を殴るなら先に私を殴るように言ったため、怒りの矛先を収める善作。それからちょっとしてハルが店に降りてみると、前作が店中の反物と一緒にどこかに行ってしまっていた。夕食時になってもなかなか帰ってこず、先に食べようとしていた矢先、善作が上機嫌で帰ってくる。善作は木之元とともにミシンを運び、一番目立つところに置く。ミシンを見て大喜びする静子たち。糸子は明日の朝一番で帰ると善作に伝えるように静子に言う。翌朝、泣き続ける貞子の手を取って慰める清三郎。送迎の車に乗った糸子は、また来るから元気を出してと祖父母に伝えて欲しいと正一に頼む。帰宅した糸子は反物が空になった棚を見て、これから店がどうなってしまうのかと不安を感じる。糸子は降りてきた善作にミシンの礼を言い、早速仕事に取りかかる。善作は娘の晴着を取りに来た客に対し、これからは洋裁も始めたと宣伝する。店にミシンを置くようになり、それまで2階でこっそりやっていた洋裁を店で堂々とするようになった。それは善作の提案だった。昭和8年(1933)1月1日。今年は小原家にとっては正月ではなく、納品の前の日だった。気がついたら勘助が御節を持ってやってきていたが、糸子はミシンを踏み続ける。夕方まで作業をしてまた気がつくと、勘助が糸くず取りをしていた。家族が畳の上で雑魚寝をしている中、糸子は徹夜して制服20着を完成させる。千代とハルに見送られ、糸子は勘助とともに心斎橋百貨店に向かう。なぜか外で待っているという勘助を残し、糸子は支配人室への階段を登りながら、きちんと納品させてもらえるかを気にかける。

どうなることかと思いましたが、そう来ましたか。
しかし善作の意地の張り方も相当なものですね。
反物をすべて売り払ってまでミシンを買って、この先どうするんだか。
糸子ならずとも心配してしまいますね。

祖父母の溺愛っぷりも相変わらず。
特に貞子は糸子が一日だけ寝泊りしてまた戻ってしまうというので、さめざめと泣いていましたが…。もうそろそろ糸子も溺愛する年齢ではないと思うのですが。笑