連続テレビ小説『カーネーション』
第1週「あこがれ」(第3回)
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作:渡辺あや
音楽:佐藤直紀 演奏:フェイスミュージック
主題歌:「カーネーション」椎名林檎
出演:
二宮星(小原糸子)
麻生祐未(糸子の母・小原千代)
田中隆三(千代の兄・松坂正一)、押谷かおり(正一の妻・松坂絹江)、高須瑠香(料理屋の娘・吉田奈津)、大八木凱斗(正一の息子・松坂勇)、荒田悠良(糸子の妹・小原静子)、村上凜(同・小原清子)、花田鼓(同・小原光子)、鍋島浩(吉田屋主人・吉田克一)、梅田千絵(吉田屋女将・吉田志津)、小継梨紗(芸姑・琴子)、東康平(吉田屋の客)、みぶ真也(同)、東西屋、NAC、グループエコー、テアトルアカデミー
宝田明(千代の父・松坂清三郎)
十朱幸代(千代の母・松坂貞子)
小林薫(糸子の父・小原善作)
STORY
追い出された糸子は吉田屋の前にうずくまり、「お金を払ってもらわなければ今晩ご飯抜きだ」と言って客の同情を買う。商売の邪魔になって仕方がない吉田屋の主人は、女将に代金を払わせる。女将に「お父ちゃんよりよっぽど商売上手だ」と言われて喜ぶ糸子。善作も糸子を褒め称えるが、糸子が男だったら着物のことも商売のことも仕込んでいたと悔しがる。糸子は女だって商売人になれると言い張るが、善三はいいところに嫁に行って婿に仕えるのが一番だと言う。糸子は「何で女はそんなおもろないねん」と不満顔。大正14年正月。糸子は千代、妹3人とともに神戸に住む母方の祖父母を訪ねる。糸子は妹たちと豪華な御節料理を食べるが、栗をめぐって争う姿を見て、祖父・清三郎は千代に食べさしているのかと心配する。祖母・貞子は子供たちに食べさせるようにチョコレートを千代に与える。千代がやってきたのは、30円の借金を頼むためだったが、清三郎はなぜ千代が毎回借りに来るのかといぶかしむ。清三郎は甲斐性のない善作との結婚を許した覚えはないと言い、駆け落ちみたいな真似をしなかったら金の苦労もしなかったと言う。千代の兄・正一は息子の勇に糸子に面白いものを見せるように言う。勇はタイタニック号の模型や地球儀を見せるが、糸子は戸棚に飾られた西洋人形に目を留める。人形を手に取る糸子に、勇はいいものを見せてやるからとついてくるように言う。2人が向かったのはとある洋館。ホールには着飾った西洋人がダンスをしていた。色とりどりのドレスに目を見張る糸子。男性に見つかって勇むは逃げ出すが、糸子は呼ばれてホールの中へ。勇が再び覗き込むと、糸子は赤い花飾りを髪につけ、女性と踊っていた。勇も呼ばれ、踊りの輪の中へ入る。
なるほど、店の前で座り込みですか。
相手の嫌がることをするというのは基本ですな。笑
めでたく集金をした糸子ですが、善作には女は商売人になれないと決めてかかられてしまいます。善作は男だったら商売のことを仕込むなんて言ってますが、善作のような頼りない人に言われたくないですよねぇ。
さて、年が明けて神戸に住む祖父母登場。
千代の兄役の田中隆三さんは『バッシング』に出ていた方。その妻を演じる押谷かおりさんは『ウェルかめ』では一平の母親役でしたね。
父親になぜ善作が金を借りに来ないのかと問い詰められるシーンで、麻生祐未さんの「うーん?」がよかったです。笑
糸子が従弟に(シャレかい)つれられて向かったのが洋館の舞踏会。
なるほど、ここで衣服に目覚めていくわけですね。
この辺は意外と女の子らしいんですよね、従弟、じゃない、糸子は。