『からかい上手の高木さん』
第2話「青春」
監督:今泉力哉
原作:山本崇一朗『からかい上手の高木さん』 (小学館「ゲッサン少年サンデーコミックス」刊)
脚本:金沢知樹、萩森淳、今泉力哉
音楽:大間々昂
主題歌:「遥か」Aimer(SACRA MUSIC/Sony Music Labels Inc.)
撮影監督:岩永洋 照明:加藤大輝
録音:島津未来介 美術:禪洲幸久
装飾:うてなまさたか 小道具:新本由理
衣裳:篠塚奈美 ヘアメイク:吉村英里
編集:斉藤和彦 助監督:中里洋一
制作担当:坪内一 記録:河野ひでみ
リレコーディングミキサー:浜田洋輔、劉逸筠
音響効果:勝亦さくら カラリスト:高田淳
オンラインエディター:齋藤真子
テクニカルディレクター:保木明元
タイトルデザイン:Iyo Yamaura
スチール:田口沙織
配信プロデューサー:近藤貴明、杉山香織
プロデューサー:大澤祐樹、森川真行
出演:
月島琉衣(高木さん)
黒川想矢(西片)
江口洋介(田辺先生)
森永怜杏(真野)
川尻拓弥(中井)
早瀬憩(北条)
永原諒人(浜口)
市村優汰(高尾)
水野哲志(木村)
芹沢凜(日々野ミナ)
桔河芽りさ(天川ユカリ)
吉沢凛音(月本サナエ)
山城琉飛、松島歩志、岩崎瑛太郎、鵜飼琉生、川﨑王羅、黒岩和真、近藤玲音、中田千尋、教野羚奈、三枝鼓実、寺島咲優、林千世、港笑瑠、山口真咲
STORY
学校までの道を歩いている西片の前に現れた高木さん。自転車に乗っていない理由を聞いた西片に、高木さんは「西片と手を繋いで学校に行きたいから自転車を置いてきた」と朝からからかって嬉しそう。西片はタジタジになりながらも、「高木さんが自転車じゃない理由を当てたらオレの勝ちっていうのはどう?」と勝負を持ちかけるのだった。休み時間。クラスの男子たちと腕相撲をしている西片がなかなか勝てずにいると、「一番弱い人と勝負したい」とやってくる高木さん。流石に西片が優勢と思われたが、高木さんのひと言で勝負は思わぬ方向へ…。さらに、高木さんに一矢報いようと、ある秘策を思いついた西片だったが‥!?【公式サイトより】
実写ドラマ第2話。
サブタイトル通りの青春。
この作品自体がそうなのかも知れないが、この第2話は同世代より中高年の方が突き刺さるのではなかろうか。「青春がしたかった」と理科室の掃除道具入れに隠れ、西片をからかい、その後も一緒に掃除をする高木さんの思い、それに対する西片の動揺、どこを切り取っても青春そのもので、きっと大人になってもこの時のことを忘れはしないだろう。どの台詞もどの表情もキラキラして眩しいほどだが、この瞬間は決して長くは続かないことを知っているからこそ、泣けてきてしまった。
ところで、西片が理科室の掃除をさせられるというのはもちろん『時をかける少女』へのオマージュですよね。ね?