劇団ペガソルProject 第一回公演
『エージェント・クリミナルズ』
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舞台監督:ギン 照明:羽生美月
音響:下村秀 制作:竹原名央
映像協力:平拓 映像制作:益子
主題歌:前田ユウキ (作曲/編曲)
出演(B班):
坂本和俊(元窃盗犯・海堂アキラ)
高野美幸(R.C.A.室長・名波由香里)
髙山斐七子(元詐欺師・柊木柚子)
浅野真弥(元傭兵・佐久間陣)
丸山知笑(ハッカー・白戸恵)
久我隼也(エレクトロハート社社長・西山薫)
深町典士(同社員、海堂の昔の仲間・内藤弘樹)
小林諒大(殺し屋・中村)
島田遥(同・倉木)
田邉志乃(インターポール捜査官・川崎綾音)
塩澤優希(クラー・タキヨシ博士)
三上尊留(人工知能・コール(声のみ))
金井天馬(エレクトロハート社受付/探偵・灰谷)STORY
元窃盗犯の海堂アキラは元防衛省情報本部の名波由香里と出会う。彼女について来いと言われて行った先には、元詐欺師、ハッカー、元傭兵と腕利きの者ばかり揃っていた。日本政府は犯罪者更生プログラムで特に能力が突出してる者を選抜して特別チームを発足し、名波は海堂達がそのプログラムに選ばれたことを告げる。そんな彼らの最初の任務は日本有数の電気工学技術を有する医療メーカー、エレクトロハート社が裏で軍事産業に手を出している証拠を見つけ出すこと。果たして彼らは、証拠を見つけ出すことが出来るのか?【公演チラシより】
俳優の金井天馬さんと塩澤優希さんによる劇団ペガソルProject、旗揚げ公演。
ちなみにペガソルはお二人のあだ名からつけられたそうな(ペガサス+ソルト、って二人揃って似たようなあだ名をつけられているのね…)。
舞台は全体に2つの段差があり、背景は黒いカーテン。一番奥とカーテンの間に空間あり。
開演時間になると、ジューダス・プリーストの"Heavy Duty"が流れる……えっ? 新感線? きっと何かツッコミを入れて始まるんだよね?と思ったけど、特に何にも触れられずに本篇開始。
本篇はアクションシーンがふんだんに盛り込まれ(刀を使った殺陣もあり)、きっと劇団☆新感線が好きなのだろうけど、これはどうなんだ……。
正直、この時点でかなり不安になってしまったのだけど、予想に反して少々長めの上演時間でもそれほど退屈することなく観ることができた。インターポールとか出てくるあたりも新感線っぽいよなぁ。
中では小林諒大さんの殺陣がキレがあって一味違っていた。他の公演では殺陣指導などもされているとのことで納得。女性陣では田邉志乃さんの動きが目を引いた。
最後はカーテンコールを1回やってから続篇があることを思わせるようなエピローグがあり、更にカーテンコールというちょっと珍しい構成。
ところで劇中、R.C.A.(Research Criminal Agent)なる組織が出てきてウィンドブレーカーをグッズとしても売っていたのだけど、ResearchがReserchになっていたのが残念!
上演時間2時間28分(一幕52分、休憩10分、二幕(エピローグ含む)1時間26分)。