『SHOGUN 将軍』第一話「按針」 | 新・法水堂

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『SHOGUN 将軍』第一話「按針」

SHŌGUN "CHAPTER ONE: ANJIN"

 

 

2024年アメリカドラマ 70分

監督・共同製作総指揮:ジョナサン・ヴァン・タルケン

脚本:レイチェル・コンドウ、ジャスティン・マークス

原作:ジェームズ・クラヴェル

製作総指揮:ミカエラ・クラヴェル、エドワード・L・マクドネル、マイケル・デ・ルカ、レイチェル・コンドウ

製作:エリン・スミス、真田広之、エリコ・ミヤガワ、ジェイミー・ヴェガ・ウィーラー、トム・ウィンチェスター

撮影監督:クリストファー・ロス

美術:ヘレン・ジャーヴィス

編集:マリア・ゴンザレス

衣裳:カルロス・ロザリオ

視覚効果監修:マイケル・クリエット

音楽:アッティカス・ロス、レオポルド・ロス、ニック・チュバ

 

出演:

真田広之(吉井虎永)

コズモ・ジャーヴィス(ジョン・ブラックソーン)

アンナ・サワイ(鞠子)

浅野忠信(伊豆領主・樫木藪重)

平岳大(五大老・石堂和成)

ネスター・カーボネル(スペイン人船乗りヴァスコ・ロドリゲス)、西岡德馬(虎永の忠臣・戸田広松)、金井浩人(藪重の甥・樫木央海)、竹嶋康成(網代の村長・村次)、穂志もえか(広松の孫娘、忠義の妻・藤)、倉悠貴(虎永の息子・吉井長門)、AKO(太閤の正室・大蓉院)、ネッド・デネヒー(大尉)、井田裕基(五大老・木山右近定長)、トシ・トダ(五大老・杉山如水)、黒川武(五大老・大野晴信)、高尾悠希(虎永の家臣・宇佐見忠義)、向里祐香(遊女・お菊)、ヒロ・カナガワ(五十嵐芳朋)、セン・マーズ(世継ぎ・中村八重千代)、ポール・モニス・デ・サ(セバスチオ司祭)、祁答院雄貴(藪重の従者・武丸)、ノブヤ・シマモト(石堂の家臣・根原丞善)、ブランドン・ソーキ・ノムラ(央海の家臣・増次郎)、マナミ・ハラ(央海の母・樫木早貴)、ユタカ・タケウチ(鞠子の父・明智仁斎)、こばやしあきこ(勢津)、ジャレッド・エイジャー=フォスター(船員ピーターゾーン)、ダコタ・ドルビー(同サラモン)、ネルソン・リース(同ヘンドリック)、ロジャー・ルブラン(同ローパー)、カイデン・バージ(錯乱した男)、セイジ・フクムラ(佐吉)、シュン・ハラダ(キリシタンの農民)、リョウヘイ・ハヤシダ(タフな緑色の侍)、平野弥生(おば)、アオイ・グシケン(少女)、エミ・カマト(千代)、ヨシアキ・カシベ(若い灰色の男)、リュータ・カトウ(伝令)、サエコ・キムラ(鞠子の侍女2)、ヒカル・モリタ(若い緑色の侍)

 

STORY

時は1600年、イギリス人航海士のジョン・ブラックソーン(後の按針)が乗り込んでいたエラスムス号が、網代の漁村に漂着する。その船を見た網代領主の樫木央海は、叔父で武将の樫木藪重を呼び寄せ、按針たちを捕虜にした。その頃、大坂城では、関東領主で五大老の虎永が会合の場で、石堂和成ら他の大老たちに、不当に領土を拡大し、世継ぎの母である落葉の方を人質としていると糾弾され、窮地に陥っていた。【公式サイトより】


ジェームズ・クラヴェルさんの大ベストセラー時代小説を44年ぶりにドラマ化。

 

物語の舞台は1600年、関ヶ原の戦いをモチーフにして戦国時代の日本が描かれる。それぞれのモデルと1980年にドラマ化された際の配役は以下の通り。


吉井虎永(徳川家康)/三船敏郎

按針(三浦按針)/リチャード・チェンバレン

戸田鞠子(細川ガラシャ)/島田陽子

石堂和成(石田三成)/金子信雄

落葉の方(淀)/佐野厚子

戸田広松(細川藤孝)/安部徹

戸田広勝(細川忠興)/高松英郎

大蓉院(ねね)/登場せず?

桐の方(阿茶局)/高美以子


初回はまだ物語の端緒。囚われの身となったジョン・ブラックソーンが大坂の地に送られ、虎永と面会するまでが描かれる。ジョンは水先案内人を意味する「按針」と呼ばれるようになるが、この名前が実に示唆的。どうやら単なる航海士ではなく、海賊行為をしていたらしい按針が虎永をどこへ導いていくのか、今後の展開が見もの。


キャストでは鞠子役のアンナ・サワイ(澤井杏奈)さんがいい感じ。

遊女役の向里祐香さんは本作の撮影の合間を縫って『愛なのに』の舞台挨拶に来られていたけど、もう約2年の月日が流れていたのですなぁ。