ミクニヤナイハラプロジェクト
『船を待つ』
【東京公演】
2024年3月23日(土)〜31日(日)
(大阪公演バージョンは28日〜30日)
吉祥寺シアター
作・演出:矢内原美邦
美術・映像:高橋啓祐 音楽:石川智久
照明:岡野昌代 照明オペレーター:古矢涼子
音響:predawn 舞台監督:湯山千景
宣伝デザイン:石田直久
制作:秋津ねを 制作協力:松本悠
出演(大阪公演バージョン):
佐々木ヤス子(移民、美容外科医・由(ゆう))
白木原一仁(ゴド)
沢栁優大(英)
STORY
船を待つ人々の異なる想いが交差し、時のなかで運命の出会いや別れが紡がれる。永遠の船着場で彼らの孤独は謎めいた方向へ向かっていく。【公式サイトより】
ミクニヤナイハラプロジェクト最新作。
東京公演バージョンに続いて大阪公演バージョンを2階バルコニー席から鑑賞。
元々昨年12月に新しく出来た扇町ミュージアムキューブで上演された本作、東京公演ではそこに映像と音楽が加わった形となっているが、脚本自体は同じ(白木原さんの役名はポポ)。
2回目ということもあり、内容がスッと入ってくる感覚があったが、こちらの方がより待つという行為に対して前向きな印象を受けた。あと、ゴドが女性か男性かで関係性に違いが出ていた点もきょうみぶかかった
お目当ての佐々木ヤス子さんが殊の外素晴らしく、声の通りがよくて何だかもうそれだけでちょっとうるっとしてしまうほどだった。
上演時間1時間28分。