連続テレビ小説『ブギウギ』第25週「ズキズキするわ」(第121回) | 新・法水堂

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連続テレビ小説『ブギウギ』
第25週「ズキズキするわ」(第121回)


作:足立紳
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー☆ブギ」中納良恵、さかいゆう、趣里
語り:高瀬耕造アナウンサー

出演:
趣里(福来スズ子)
水澤紳吾(小田島大)、森永悠希(股野義夫)、三浦獠太(柴本タケシ)、吉柳咲良(水城アユミ)、このか(花田愛子)、井上一輝(小田島一)、浜田信也(司会・木村)、田中良子(司会・宮崎)、笠間優里(羽鳥イネコ)、牧芽依奈(羽鳥カツコ)、松井香乃(メイク)、OSK日本歌劇団[朝香櫻子、千咲えみ、楊琳、舞美りら、白藤麗華](出場歌手)、キャストプラン、松竹芸能、ビックワンウエスト、スリーピース、DIVA、ジャパンモデルエージェンシー、アートキャップ、日芸プロ、Sword Works、グレース
木野花(大野晶子)
菊地凛子(茨田りつ子)
市川実和子(羽鳥麻里)
草彅剛(羽鳥善一)

STORY
昭和31年、大晦日。第7回オールスター男女歌合戦当日。スズ子は本番を楽しみに会場へと向かう。スズ子が楽屋で支度をしていると、股野と水城アユミが訪ねてくる…。そして、いよいよ本番。羽鳥善一はテレビの前で、愛子は客席で見守る。茨田りつ子も楽屋に応援に来た。水城アユミは「ラッパと娘」、福来スズ子は「ヘイヘイブギー」。新旧二人の歌合戦が始まる。【NHK公式サイトより】

さて、いよいよ『NHK紅白歌合戦』ならぬ『オールスター男女歌合戦』当日。愛子に「負けたらあかんで」と見送られて会場に到着したスズ子。雑誌には対決を煽るような記事が掲載されていましたが、楽屋に挨拶に来た水城アユミに対しても、なんだか余裕が感じられましたね。相変わらずタケシがうるさくて仕方ないのですが、誰かこいつを黙らせてくれ。

愛子は晶子とともに会場へ行き、小田島親子は留守番。羽鳥一家もテレビの前に勢揃い。あれ、ラクチョウのお姉さん方は排除ですかい?
司会者がイキウメの浜田信也さんだー。何か裏があるように見えてしまうぞ。そして女性司会者が「大好きな仰木彬選手のいる西鉄ライオンズが優勝して…」と言っていましたが、そこは実名なのか。笑

まずは水城アユミの「ラッパと娘」。
若さあふれる躍動感に満ちたステージ。スズ子も一緒に歌ってワクワクしてました。歌い終わった後の表情もいいですね。
ちなみに美空ひばりさんは裏番組出演のため、前年とこの年は出場を辞退しているんですよね。7回目ですから、まだそこまでステータスではなかったのでしょうかね。

スズ子がいったん楽屋に戻ると、そこにはりつ子が。何だかんだ言いつつ、いい人ですね、りつ子。
やはりこの歌合戦、本家と同じく男女交互に歌うようですが、だったらなおさら新旧対決なんて話にはならないと思うんですけどねぇ。
ま、そんなことはともかく、待ってましたの「ヘイヘイブギー」。いやー、まさにスズ子にとっての、そしてこのドラマ自体の集大成とも言うべきシーンでしたね。
そして今日は羽鳥は一言も台詞なし。やるなぁ。

泣いても笑っても、いや歌っても笑ってもあと1週。どんなラストを迎えるか見届けませう。