連続テレビ小説『ブギウギ』第25週「ズキズキするわ」(第120回) | 新・法水堂

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連続テレビ小説『ブギウギ』
第25週「ズキズキするわ」(第120回)


作:足立紳
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー☆ブギ」中納良恵、さかいゆう、趣里
語り:高瀬耕造アナウンサー

出演:
趣里(福来スズ子)
遠山俊也(プロデューサー・代々木勇)、水澤紳吾(小田島大)、三浦獠太(柴本タケシ)、このか(花田愛子)、井上一輝(小田島一)、NAC、舞夢プロ、劇団ひまわり
木野花(大野晶子)
中村倫也(ディレクター・沼袋勉)
市川実和子(羽鳥麻里)
草彅剛(羽鳥善一)

STORY
愛子は、翌日の体育の時間に足の早い転校生と競走することになっていた。しかし、勝てる見込みがなく、愛子は学校を休みたいと言い出す。スズ子は、自分も水城アユミとの新旧対決から逃げたかったが、今は逆に楽しみだと話す。そして、逃げるかどうかは愛子が自分で結論を出すようにと伝える。翌日、学校に行くかどうか迷う愛子を家に残し、スズ子は羽鳥善一のもとに向かう。【NHK公式サイトより】

明日は学校を休むという愛子に対し、スズ子は負けるのは嫌やもんなぁと理解を示しつつ、「逃げたらそのこと一生忘れられへん」と言う。負けるんが嫌で逃げるんやったら負けた方がいい、悔しい思いをした方がいいと言うスズ子は、アユミとのことを話し、負けるのが怖かったが、今はワクワクし始めたと言う。
それでも自分の考えを愛子に押しつけず、「どっちもあり」と結論を委ねさせたのはいいですね。ところで愛子と話す時の晶子の一人称は「大野さん」なのね。笑

翌朝。悩んでいる愛子を置いてスズ子は羽鳥のもとを訪れ、アユミが「ラッパと娘」を歌う許可を求める。この前の自分が卑怯者だったというスズ子は、アユミと比べられるのは怖いが、自分の歌を聞いてワクワクし、アユミがどう歌うのか聞きたいと思ったと話す。羽鳥も2人が同じ舞台で歌うのを見てみたいと賛成。
そんなスズ子が歌うことにしたのは「ヘイヘイブギー」で愛子のために歌いたいという。笠置シヅ子さんが『NHK紅白歌合戦』で実際に歌ったのも「ヘイヘイブギー」なのですが、この歌だけステージ歌唱のシーンがなく、愛子に向けて歌っていたのはこういう展開に持っていくためだったのかー(第100回参照)。

スズ子は早速、丸の内テレビジョンに出向き、代々木と沼袋にそのことを報告。最初の夕食でのシーンもそうですが、いい加減、タケシが鬱陶しいですね。笑
帰宅すると、かけっこに負けた愛子が悔しいわとスズ子に泣きつく。たまたま見ていたという一は(本当にたまたまか?笑)自分で思うほど誰も注目してなかったと言いますが、愛子は恥ずかしいと泣くばかり。
一の言う通り、こういうのは本人が思っているほど周りは気にしていないものなんですよね。笑