ザジ・ズー vol.3
『MY NAME IS I LOVE YOU』
2024年2月21日(金)〜3月3日(日)
王子スタジオ1
作・演出：アガリクスティ・パイソン(ザジ・ズー)
音響・照明：平井寛人（studio hiari）、渡邉結衣（にもじ／みちばたカナブン／studio hiari／宇宙論☆照明部）、星ヒナコ（ヨゴト／宇宙論☆照明部）
舞台監督特攻隊長：松林京子
宣伝美術：柿沼美保
制作協力：安藤保佳（三転倒立）
出演（Bチーム）：
徐永行（ハカセ）
狩野瑞樹［三転倒立］（テクノ）
オザワヒナ（ソフト）
濱野ゆき子（渋谷大学1年生・未来）
太田華子
木村友哉
魏エイセイ
葛生大雅［サンバーチャイチャイ／マチルダアパルトマン］
佐藤正宗［アヲォート］
鈴木菜々
西﨑達磨
北條風知［宇宙論☆講座／ヨゴト］
以上ザジ・ズー
DJ：石井絢彩、西﨑達磨(ザジ・ズー)
STORY
ここは渋谷！春バースト！ザジ・ズー祭り、超キラキラ大騒ぎ！100名以上がパワフルに大登場、ハートをぐしゃりとつかむワンワン祭り！フリーハグパラダイスで軽快にビュンビュン、みんなをダンスフロアに誘う爆笑演劇！ポップエナジー、大・爆・発！Join the pop party！【公式サイトより】
佐藤佐吉演劇祭2024参加作品。2チーム編成のうち、Bチームを鑑賞。
快快（ファイファイ）の初期作を多摩美大の後輩でもあるザジ・ズーがリミックスしたのが本作。
開演前から役者陣は舞台にいてストレッチやら雑談やら。下手にはDJブースと音響・照明卓。
「時の流れに身をまかせ」が終わると入口のシャッターが閉められ（王子スタジオ1はそういう構造）、本篇開始。
客席には小さいお子さんもいる中、のっけからセックスの話をはじめる半分ロボット、半分人間のソフト。彼女を娼婦として働かせるハカセは街で見かけた同級生・テクノを売り込む。元々の快快の作品ではソフトの妹のハードと博士が作った渋谷大学の1年生・未来のみが登場していたもよう（プラス語り手）。
一言で言えばカオス。
それはそれで嫌いではないのだが、カオスがカオスでしかなく、少々飽きが来てしまった（隣の人は居眠りしていた。笑）。一見デタラメなことでも飽きさせずに見せるのにもそれなりのスキルがいるよなぁと改めて感じた次第。
上演時間54分。