連続テレビ小説『ブギウギ』第21週「あなたが笑えば、私も笑う」(第99回) | 新・法水堂

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連続テレビ小説『ブギウギ』
第21週「あなたが笑えば、私も笑う」(第99回)


作:櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー☆ブギ」中納良恵、さかいゆう、趣里
語り:高瀬耕造アナウンサー

出演:
趣里(福来スズ子)
みのすけ(鮫島鳥夫)、小野美音(花田愛子)、眼鏡太郎(りつ子のマネージャー)、孫高宏(プロデューサー)、レ・ロマネスクTOBI(監督)、渋谷天笑(助監督)、梅林亮太(映画スタッフ・畑中)、柴野航輝(タナケンのマネージャー)、春増のどか(羽鳥イネコ)、山下晴愛(羽鳥カツコ)、舞夢プロ、ビックワンウエスト、キャストプラン、劇団東俳、オフィス・ミナミカゼ、劇団ひまわり
生瀬勝久(棚橋健二)
菊地凛子(茨田りつ子)
市川実和子(羽鳥麻里)
近藤芳正(山下達夫)
草彅剛(羽鳥善一)

STORY
鮫島の口車に乗せられたスズ子は、茨田りつ子と対談をすることになってしまう。対談当日、りつ子は「スズ子が終わった歌手だ」と言ったと認め、さらに、ブギの人気もすぐに終わると告げる。スズ子は怒って言い返すのだが……。一方、タナケンとの映画の撮影は、クライマックスの2人の歌唱シーンで最終日を迎える。その直前、タナケンがスズ子の楽屋を訪ねてくる。【NHK公式サイトより】

鮫島が撮影所に現れてから数日後、その日の撮影を終えた後でスズ子はりつ子と対談することに。
スズ子は雑誌に掲載された「福来スズ子は終わりだ」という発言について確認すると、りつ子は確かに発言したと認め、これまで愛子の世話などをしてきたのはスズ子を歌手として認めてきたからだと言う。
更にブギの人気もすぐに終わると言うりつ子に対し、スズ子はブギの何が分かっているのかと反論。スズ子が映画によそ見していると指摘するりつ子は、歌を捨てるつもりはないというスズ子に対し、「だったらなぜ歌だけで勝負しないの」と語気を強める。
スズ子は愛子の怪我のことを持ち出した鮫島に対して声を荒げるが、愛子が泣き出したため、対談を途中で打ち切って外に出ていく。スズ子は大きい声を出したことを謝り、愛子を抱きしめる。
いやー、案の定、対談は不首尾に終わってしまいましたな。りつ子も鮫島に乗せられてしまっている感はありますが……。

対談の顛末は「二大女王の泥試合」の見出しで記事となる。撮影所の楽屋でスズ子と山下が話していると、記事を読んだタナケンがやってくる。タナケンは「続けるしかない。…生き方で分かってもらうしかない」とアドバイス。
以前厳しいことを言ってスズ子を追い込んだのではないかと気がかりになっていたとは、タナケンもええとこあるやん(誰目線?)。

撮影は夫婦が仲直りする歌のシーンで終了。
ここでまたしても助監督が「撮影終了とさせていただきます」などと変な日本語を持ち出す始末。最初から脚本に書かれていたのか現場で変えられたのかは知る由もありませんが、これだけ多いと脚本家の癖なんでしょうね(足立紳さんも含め)。

帰宅後、山下は休んだらどうかと提案するも、スズ子は「変な噂は吹き飛ばさないと」とすぐさま羽鳥のもとへ。
羽鳥はブギが続いたので毛色を変えようとしますが、スズ子は「ブギで勝負したい」と新曲もブギで行くことを要望。
スズ子としては、タナケンに言われた通り、歌で答えを出すしかない、歌でりつ子に分かってもらうしかないという思いなのでしょうね。
新曲は今週のサブタイトルにも一節が用いられている「ヘイヘイブギー」になるのでしょうね。これまた歌唱シーンが楽しみです。