連続テレビ小説『ブギウギ』第18週「あんたと一緒に生きるで」(第82回) | 新・法水堂

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連続テレビ小説『ブギウギ』
第18週「あんたと一緒に生きるで」(第82回)


作:足立紳
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー☆ブギ」中納良恵、さかいゆう、趣里
タイトル制作:牧野惇 時代考証:天野隆子
風俗考証:刑部芳則 大阪風俗考証:谷直樹
語り:高瀬耕造アナウンサー

出演:
趣里(福来スズ子)
水上恒司(村山愛助)
みのすけ(雑誌記者・鮫島鳥夫)
友近(看護婦・東)、三浦誠己(村山興業社長秘書室長・矢崎)、田村裕(プロデューサー・小島)、中川浩三(産婦人科医・村西)、和歌山のみなさん、Dプロモーション、劇団往来、キャストプラン、関西コレクションエンターテイメント、オフィス・ミナミカゼ、劇団東俳、アートキャップ
小雪(村山トミ)
近藤芳正(山下達夫)
草彅剛(羽鳥善一)

撮影協力:長浜市、滋賀ロケーションオフィス、わかやまフィルムコミッション、神戸フィルムオフィス
舞台演出:荻田浩一
大阪ことば指導:一木美貴子
青森ことば指導:和海 所作指導:藤間豊宏
振付:木下菜津子 歌唱指導:ゆうき
楽団指導:MITCH ピアノ指導:杉山悟史
料理指導:広里貴子 
医事指導(村山愛助):寺川和彦
医事指導(福来スズ子):古山将康
助産指導:前田利子 書道指導:今口鷺外
ヘアメイク(羽鳥善一):永嶋麻子

制作統括:福岡利武、櫻井壮一
プロデューサー:橋爪國臣
美術:南屋武広 技術:備中正幸
音響効果:山田悠夏
助監督:木坂春子 制作担当:木村晴治
編集:松屋周平 記録:外川恵美子
撮影:関照男 照明:浦川純暉
音声:安河内裕斗 映像技術:山下健
VFX:田邊亮哉 音楽録音:野口康史
美術進行:斎藤強 装置:田村竜一
装飾:横田裕之 衣装:森津妙子
メイク:藤井快美 かつら:松本誠也
演出:二見大輔

STORY
昭和22年1月。愛助が大阪の療養所にいるままスズ子は静かな正月を迎える。2人は、手紙のやり取りをしてお互いを支え合っていた。妊娠しているスズ子だったが、看護婦の東の付き添いで『ジャズカルメン』の稽古を開始する。一方、愛助はトミに、スズ子と結婚して生まれてくる子供の父親になりたいと話をするが…。そして、2人は離れ離れのまま『ジャズカルメン』の幕が切って落とされる。【NHK公式サイトより】

昭和22年(1947)元旦。愛助不在の中、山下と静かな正月を迎えるスズ子。
『ジャズカルメン』の稽古も順調で、羽鳥も手応えを感じている様子。看護婦(公式サイトでは看護師と書いているけど、戦後すぐが舞台のドラマでその言葉はありえんやろ)の東はくれぐれもスズ子が妊婦であることを忘れないように男性陣に釘を刺す。ま、スズ子自身が妊婦であることを忘れそうですけどね。
帰宅しようとしたところ、記者の鮫島がカメラで撮影。その写真が雑誌に掲載されるも、スズ子は意に介さず。愛助もスズ子の写真を見て「元気そうで何よりや」笑
この件、当時はどれぐらいの反響があったんでしょうかね。今ならSNSで大騒ぎとなるところですが。それにしてもみのすけさん、ピンでクレジットされているということは今後も関わってくるんでしょうかね。


愛助は矢崎に頼んでトミに療養所に来てもらうことに。愛助はトミになぜ頑なに結婚を認めないのかと問うも、トミはスズ子が歌手を辞めて本当の家族になってほしかっただけだと言う。愛助は「家族でも違う人間やろ」と訴えるもやはり事態は好転せず。スズ子への手紙には生まれてくる子供を父無し子にはしないと書いた愛助ですが、一向に解決策が見出だせませんなぁ。


そして『ジャズカルメン』の開幕。客席には鮫島の姿も。それでもプロデューサーの小島は満員の客席に大喜び。あれ、よく考えたら8時台に麒麟の2人が別の局に出る事態になっているわけですな。

村西と東も舞台袖で控える中、開演。身重であることを感じさせないスズ子のパフォーマンスに羽鳥も全身を震わせて興奮してましたね。笑