連続テレビ小説『ブギウギ』第16週「ワテはワテだす」(第76回) | 新・法水堂

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連続テレビ小説『ブギウギ』
第16週「ワテはワテだす」(第76回)


作:櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー☆ブギ」中納良恵、さかいゆう、趣里
語り:高瀬耕造アナウンサー

出演:
趣里(福来スズ子)
水上恒司(村山愛助)
黒田有(村山興業東京支社長・坂口)、三浦誠己(村山興業社長秘書室長・矢崎)、富田望生(小林小夜)、ジャック・ケネディ(サム)、西村直人(田中)、曽我廼家桃太郎(中村)、杉森大祐、三澤健太郎(劇団員)、山西規喜(同)、しまずい香奈(同)、是常祐美(同、グループエコー、オフィス・ミナミカゼ、ビックワンウエスト、Dプロモーション、日本放映プロ、ピカロ、プロジェクト・コア
生瀬勝久(棚橋健二)
近藤芳正(山下達夫)
草彅剛(羽鳥善一)

STORY
喜劇「舞台よ!踊れ!」の幕が上がる。タナケンに稽古ですべてを受け止めると言われたとおり、スズ子は大阪弁で芝居に挑む。そして、羽鳥善一の新曲「コペカチータ」も見事に歌い上げる。舞台は大好評で、タナケン・スズ子のコンビは話題となった。そんなある日、トミから伝言があると、社長秘書室長の矢崎がスズ子と愛助のもとにやってくる。【NHK公式サイトより】

ついに迎えた「舞台よ!踊れ!」の開幕。
場内からは笑いが起き、スズ子は新曲「コペカチータ」も披露。いやしかし、今後も舞台シーンはあるのかもしれませんが、数分のシーンのためにこれだけのセットを作るとはさすがNHK。
終演後、楽屋でタナケンから「君は間がズレているがそこが面白い」と言われるスズ子。「何事も道のりは険しい。だからこそ面白い」。直接の絡みはあまりありませんでしたが、タナケンと羽鳥って似てますよねぇ。

劇評が掲載された新聞記事を切り抜こうとする愛助を急かすようにして、スズ子は小夜とサムの見送りに。いやここは港か駅やろと思いつつ、舞台に予算をかけた分、簡素化されたのでしょうかね。
小夜にちゃっかりキートンの映画ポスターを頼む愛助に対し、スズ子は神妙な面持ちでまずはサムにお詫び。小夜はホンマの家族で、「こんなに優しいてこんなに頼りになる子は他におらへん」と言うスズ子に抱きつき、泣きながら感謝の言葉を述べる小夜。スズ子は四つ葉のクローバーを渡して幸運を祈る。
ネット上では色々言われていた小夜ですが、いなくなったらなったで寂しいですねぇ。

そして新たな登場人物として村山興業社長秘書室長・矢崎のお出まし。坂口いわくいけ好かない奴ということですが…。
小夜に先を越されるとは思わなかったと話していた矢先、トミからの伝言は同棲して2年、そろそろ結婚を考えてはどうかというもの。手を取り合って喜んだのも束の間、スズ子が歌手を辞めることが条件とは……ワテ、ほんまによう言わんわ。
来週の予告を見た感じ、愛助の出番はあと2週ぐらいですかねぇ。