連続テレビ小説『ブギウギ』第15週「ワテらはもう自由や」(第68回) | 新・法水堂

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連続テレビ小説『ブギウギ』
第15週「ワテらはもう自由や」(第68回)


作:櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー☆ブギ」中納良恵、さかいゆう、趣里
語り:高瀬耕造アナウンサー

出演:
趣里(福来スズ子)
水上恒司(村山愛助)
富田望生(小林小夜)、ジャック・ケネディ(サム・ブラウン)、曽我廼家寛太郎(宝くじ販売員)、野村有志(米屋)、ボブ・マーサム(米兵)、グループエコー、イズム、舞夢プロ、グレース、劇団往来、ロイスター
近藤芳正(山下達夫)

STORY
戦争が終わって3ヶ月、世の中の混乱は続き、スズ子たちはいまだ公演ができずにいた。愛助の病状は落ち着き、大学に復学することになる。スズ子は復学の祝いをしようと、小夜とともに闇市に食料の調達に出かける。闇市で米兵に出会わした小夜は、カタコトの英語でチョコレートをもらうことに成功し、スズ子を驚かせる。そして、闇市で宝くじを見つけたスズ子は運試しに購入。小夜もへそくりをはたいて買う。【NHK公式サイトより】

昭和20年(1945)11月。
元気になってきた愛助が大学に復学することになり、お祝いのための食料を調達するべく闇市に向かうスズ子と小夜。
しかし、大枚をはたいて手に入れたのは米と大根、しょうゆ、少しの油のみ。小夜ちゃん、「これじゃごちそうとは言えねぇね」って昨日は何でもごちそうって言ってたのに。笑
子供たちも路上で腹を空かせた様子。ただ、ちょっと小綺麗すぎる気もしますね。もっと貧しい感じを出してほしいところ。
そこへ現れた2人の米兵。子供たちが「ギミチョコレート」とたかるのを見て、小夜も参戦。驚くスズ子に小夜が見せたのが『日米会話手引』という冊子。これ、戦後にベストセラーとなった『日米会話手帳』が元になっているのは明らかですが、タイトルを変える必要あったんですかね。

夕食。メザシと大根愛助はこれで充分ごちそうとご満悦。2人が宝くじを買ったと聞き、10万円当たったらキートンでもチャップリンでも呼べると夢を膨らませる愛助に対し、小夜はうなぎをご所望。食べたことはないが、奉公していた頃にタレをペロッとなめてみたと言っていましたが、それはうなぎの味ではないのでは……。
愛助は、うなぎは食べたら残らないが、最高の舞台を見せられたら、みんなの記憶に残る。今の日本は夢を見た方がいいと熱弁。まぁうなぎもおいしければ記憶に残りますけどね。笑

翌日、小夜はへそくりで宝くじを3枚購入。とそこへ、米兵が現れて、もう1枚買って小夜にプレゼント。米兵は「グッド・ラック(幸あれ)」と去って行きましたが、どうもこの販売員、うさんくさいんですよねぇ。
一方、スズ子が庭で鼻歌を歌っていると、山下がやってきて日帝劇場が再開することになり、公演の依頼が来たとの報せ。公演は2週間後。スター歌手を揃えた歌謡ショーで、りつ子も出演するとのこと。あれからりつ子はどうしていたんでしょうかね。

……で、羽鳥はどうなったん!?