『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』(スティーヴン・スピルバーグ監督) | 新・法水堂

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『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』
INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL


2008年アメリカ映画 124分
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:デイヴィッド・コープ
製作総指揮・キャラクター創造・原案:ジョージ・ルーカス
製作総指揮:キャスリーン・ケネディ
製作:フランク・マーシャル
キャラクター創造:フィリップ・カウフマン
原案:ジェフ・ナサンソン
撮影:ヤヌス・カミンスキー
音楽:ジョン・ウィリアムズ

出演:
ハリソン・フォード(ヘンリー・“インディアナ”・ジョーンズ)
ケイト・ブランシェット(イリーナ・スパルコ大佐)
カレン・アレン(マリオン・レイヴンウッド)
シャイア・ラブーフ(マット・ウィリアムズ)
レイ・ウィンストン(ジョージ・“マック”・マクヘイル)
ジョン・ハート(ハロルド・オクスリー教授)
ジム・ブロードベント(チャールズ・スタンフォース学部長)
イゴール・ジジキン(ドヴチェンコ)
アラン・デイル(ロス将軍)
ジョール・ストファー(FBIテイラー)、ニール・フリン(FBIスミス)、チェット・ハンクス(図書館の学生)、ショーン・コネリー[クレジットなし・写真](ヘンリー・ジョーンズ教授)、デンホルム・エリオット[クレジットなし・写真](マーカス・ブローディ博士)

STORY
1957年。ネバダ州の米軍倉庫に女性将校スパルコ率いるソ連軍の一団が押し入り、彼らに拉致された考古学者インディはそこでミイラの入ったコンテナを探すよう命じられる。相棒マックの裏切りに遭いながら命からがら脱出したインディは共産主義者としてFBIに目をつけられるが、ロス将軍の助けで自分が働く大学に戻る。ところが大学にも圧力がかかり、スタンフォース学部長は辞任、インディも一時停職に追い込まれる。列車で町を去ろうとしたインディを青年マットが追いかけてくる。インディの旧友でマットの父親代わりであるオクスリー教授がクリスタル・スカルを発見したが、マットの母親とともにさらわれて脅されていると言う。FBIの追跡を逃れた2人は、オクスリーからの手紙を解読してナスカに向かう。オクスリーが閉じ込められていた精神病院の独房に描かれた地図を手がかりに探険家オレリャーナの墓までたどり着いた2人はクリスタル・スカルを発見するが、そこで待ち構えていたマックスに取り囲まれ、スパルコの待つアマゾン川付近のイリャ・アラマカに移送される。そこには精神に異常を来たしたオクスリーとインディの元恋人マリオンの姿があった。マリオンこそがマットの母親であり、スパルコは彼女の命と引き換えに黄金都市アケトーへの道案内を命じる。

第3作から19年ぶりに製作されたシリーズ第4弾をWOWOWで視聴。

さすがは娯楽映画を知り尽くしたスピルバーグ&ルーカス。
とにかくスピーディーで画面に引きつけさせ、一瞬たりとも目が離せない。
主演のハリソン・フォードさんも老体にムチ打って(失礼!)張り切る。
500万年経とうが1000万年経とうがハリウッド映画には追いつけそうにない。
クリスタル・スカルが宇宙人の頭蓋骨であったりとか最後に巨大UFOが出現したりとか、かなりトンデモ映画の要素はあるものの、それをここまでのエンターテインメント作に仕上げているのもアッパレ。

ちなみにインディがマットのバイクに乗ってFBIの追跡を逃れて図書館に闖入するシーンで、平然とインディに質問をする学生はトム・ハンクスさんの息子だとか。