ザ・クズレルズ
パンクスタイル新春SP
『小平で崩れる』
2023年1月7日(土)
ルネこだいら レセプションホール
出演:ザ・クズレルズ(入江雅人、入手杏奈、オクイシュージ、魁士、佐久間麻由、高久瑛理子(goodmorning N°5)、中島克枝、野澤爽子(KAKUTA))
◎ラインナップ
・オープニング崩れる
・お店で崩れる
「美容院」「ラーメン屋」
・スポーツで崩れる
「ボウリング」「卓球」「ジャンプ」「プロレス」「高校野球」「大相撲」
・寄席で崩れる
・一言で崩れる
「小保方さんバージョン」
・チャックが開いていて崩れる
「国会答弁バージョン」
・実録 俺たちの崩れる
・ユーミンで崩れる〜クズレリアより〜
・映画で崩れる
「バトル・ロワイアル」「椿三十郎」「犬神家の一族」「奇跡の人」
・昔話とおとぎ話で崩れる
「桃太郎」「浦島太郎」「うさぎとかめ」「鶴の恩返し」
・クラシックで崩れる
「ツァラトゥストラかく崩れり」「年越しカウントダウン崩れる」
・寸劇「クズレルズは崩れる」
・カーテンコールで崩れる
・スタンディングオベーションをして崩れる
・そして家に帰って崩れる
入江雅人さんの新ユニット、ザ・クズレルズの2回目の単独公演。昨年、「ゾンビフェス」にて入江さんとオクイシュージさんとで結成されたが、今回の公演に際してメンバー募集を行い、総勢9名に(茂手木桜子さんは今回お休み)。
入江さんが受付から音楽、照明、ビデオ撮影まで一人で行うなど手作り感満載の中、緩やかにスタート。前説では本場・香川で食べる讃岐うどんは別物だと力説していた。笑
「新春SP」の「SP」は「スローモーションパフォーマンス」の略ということで、その名の通り、ひたすらスローモーションで「崩れる」1時間半。
ラインナップは上記の通りで、様々なシチュエーションで人々が崩れていく。「実録 俺たちの崩れる」ではメンバーの自己紹介も兼ねて、1人1人がパフォーマンス。お目当ての佐久間麻由さんは「友達が引っ越すと聞いて崩れる」。魁士さんはパントマイムパフォーマーで、中島克枝さんはコントラバスを演奏されているとか。今回お休みの茂手木さんが考えた「BOOK・OFFで買い取り価格が安くて崩れる」は入江さんが代わりに演じていた。
好きだったのは「年越しカウントダウン崩れる」で、「ボレロ」をバックに入手杏奈さんのダンスが堪能できる贅沢さ。入手さんは自己紹介での「野球を応援していてサヨナラ負けをして崩れる」というのもよかったな。
寸劇「クズレルズは崩れる」では、飯能の稽古場でのドキュメンタリーということで(と言いつつフィクション)、チケットの売れ行きを確認して崩れるというもの。駅までスローモーションで帰って40分かかったとか。笑
入江さん自身、開演前に「何が面白いのか分からないでやっている」と仰っていたけど、観ている方も何が面白いのかよく分からないけど笑っている状態。
最後のカーテンコールでは入江さんの指示通り、客席がスタンディングオベーションをし、ともに崩れるということでめでたく2023年初崩れるは終了。
特に触れられてはいなかったけど、ラインナップ通り、家に帰ってからちゃんと崩れましたよ。
上演時間1時間34分(前説除く)。