ロロ
いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三高等学校vol.3
『すれちがう、渡り廊下の距離って』
2017年3月4日(土)～13日(月）
こまばアゴラ劇場
作・演出：三浦直之
美術協力：中村友美 舞台監督協力：本郷剛史、岩澤哲野
照明協力：井坂浩 (青年団) 音響協力：池田野歩、櫻内憧海
衣裳協力：藤谷香子(FAIFAI) 演出助手：中村未希
宣伝イラスト：西村ツチカ デザイン：佐々木俊＋郡司龍彦
広報：浦谷晃代(Diet-chicken) 当日運営：有上麻衣(青年団)、仙波瑠璃、山口ひなこ
制作：奥山三代都 制作統括：坂本もも
撮影・編集：伊集守忠
出演：
篠崎大悟［ロロ］（太郎）
大石将弘［ままごと/ナイロン100℃］（楽）
大場みなみ（白子）
大村わたる［柿喰う客］（点滅）
STORY
渡り廊下のこっち側に彼がいて、向こう側には彼女がいる。僕は2人の間を往復しながら、彼の言葉を彼女に伝えて、彼女の言葉を彼に届ける。2人のやりとりが過熱して、僕のスピードは加速する。ふと、一昨日のシャトルランを思い出す。僕は言葉そのものになって、コミュニケーションそのものになって、あっちとこっちを行き来する。渡り廊下で先輩なんて殴れない。身に降る火の粉の払い方なんてしらない。【YouTube公式チャンネルより】
高校演劇のフォーマットに則ったロロの《いつ高》シリーズ、間もなく最新作が上演されるのに合わせて過去3作品を限定配信（映像は2017年、vol.4と同時に一挙上演された時のもの）。
タイトル通り、渡り廊下が舞台。下手側が旧校舎、上手側が新校舎へと繋がっている。
登場人物は4人。学校で映画を撮影するべく友人・将門を待っている楽。
ラップが原因で恋人・田野辺から距離を置かれている点滅。
メッセージを携えて点滅と田野辺の間を往復する太郎。
なぜか楽に中庭から立ち去って欲しがっている白子。
このシリーズは未見だけど、ちょっと摑みどころがなかった。
というか、「渡り廊下」ならTHE HIGH-LOWSの前に「うしろゆびさされ組」でしょうが！笑
楽の恋人・朝、友人・将門、点滅の恋人・田野辺、太郎の元恋人・海荷と4人も名前だけ登場するけど、朝と将門はvol.1、vol.2に出ていたようで、やはりシリーズを通して観た方がより楽しめるのだろうな。最新作は劇場に観に行くので、今回配信される3作以外の作品も戯曲だけは目を通しておこうかな。
上演時間1時間2分。