『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』第6話 | 新・法水堂

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『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』

THE HANDMAID'S TALE
 
 
2017年アメリカ・TVドラマシリーズ 全10話
第6話「女の領域」55分
監督:フロリア・シギスモンディ
脚本:ウェンディ・ストレイカー・ハウザー
翻案・製作総指揮:ブルース・ミラー  原作:マーガレット・アトウッド『侍女の物語』
製作総指揮:ウォーレン・リトルフィールド、ダニエル・ウィルソン、フラン・シアーズ、アイリーン・チャイケン
共同製作総指揮:シーラ・ホッキン、エリック・タックマン、フランク・シラキューサ、ジョン・ウェバー
製作:ジョゼフ・ボッチア、エリザベス・モス
スーパーバイザー:キーラ・スナイダー
共同製作:ドロシー・フォーテンベリー、ウェンディ・ストレイカー・ハウザー
監修:マーガレット・アトウッド、レイラ・ジャースタイン
撮影監督:コリン・ワトキンソン  美術:ジュリー・バーゴフ
編集:クリストファー・ドナルドソン  音楽:アダム・テイラー
衣裳:アン・クラブトゥリー
 
出演:エリザベス・モス(オブフレッド/ジューン・オズボーン)、ジョゼフ・ファインズ(フレッド・ウォーターフォード司令官)イヴォンヌ・ストラホフスキー(妻セリーナ・ジョイ・ウォーターフォード)、マデリーン・ブルーワー(オブウォーレン/ジャニーン・リンドー)、アン・ダウド("おば"リディア・クレメンツ)、マックス・ミンゲラ(運転手ニック・ブレイン)、クリスティアン・バリリャス(補佐官フローレス)、アマンダ・ブルーゲル(ウォーターフォード家の使用人(マルタ)・リタ)、エヴァー・キャラダイン(ナオミ・パットナム)、ザブリナ・グエバラ(代理使節カスティーヨ)、タティアウナ・ジョーンズ(リリー・フラー/2代目オブグレン)、スティーヴン・クンケン(ウォーレン・パットナム)、ジェネッサ・グラント(ドロレス)、ニーナ・キリ(アルマ)、トッド・トマス・ダーク(デレク・チェンバーズ司令官)、グレン・シュルツ(グレン・クーパー司令官)、アンジェラ・ヴィント(リア)、エディー・インクセッター("おば"エリザベス)、アラステア・ソーバーン=ヴィトロス(若い歌手)
 
STORY
メキシコの通商代表団がギレアドを訪れ、侍女としての生活についてオブフレッドに質問する。セリーナ・ジョイは司令官との結婚生活を回想し、ギレアドの建国当初、自らが果たした役割について思いをはせる。【公式サイトより】───────────────────────────
今回も色々と過去の出来事が明らかになってきましたねぇ。
 
その中でも今回のメインイベントは、メキシコの通商代表団を招いての晩餐会。侍女たちも出席を求められるわけですが、会場に入る前に"腐ったリンゴ"を取り除くため、片目のオブウォーレンなど傷のある者は排除されてしまいます。
晩餐会が始まったら始まったで、侍女たちの産んだ子供たちがサプライズゲストとしてわらわらと入ってくるのですが、子供たちを見る侍女たちの表情たるやね…。
 
一方で感じたのは、セリーナたち"妻"も侍女たちと大して変わらないなということ。服装もみんな同じエメラルドグリーンのワンピースで、"妻"という記号的な役割しか与えられていない。
そんなセリーナがかつて『女の領域』という本も出していたことが分かりますが、現在のギレアドでは読書が禁じられているという皮肉。どこでボタンをかけ間違えたのか、セリーナ自身にも分かっていのかもしれませんねぇ。
 
そして最後に明かされるオブフレッド、いやジューンの夫ルークが生きているという事実。さぁどうなりますか。