うさや
OCEANSの原さんを訪ねに神楽坂へ。
飯田橋からゆるやかな坂を上がっていくとわくわくする。
粉挽、炭化の器の秋谷さんの展示を見に、茶館パレアナへ寄る。
レトロな喫茶店だった。そう、じっくり焙煎珈琲をいただく喫茶店。
神楽坂マダムがやっている。
さくっと、綺麗な作品だけ見て、恐縮しながら扉を出る。
もう少し寒かったら、買ってみたかった、パウンド。
そのまま味のある、階段をあがり、白山公園沿いに歩く。
いいな、ここの気。高台になっていて、いい気が通っている。こんなところに住んだら快適だろう。
と思いながら、器屋カフェのオーナーに挨拶して、茜さんのところに冷やかしに。
古いアパートの2階。看板も出てないから、わからない。
その公園を眺める位置にある、最高の場所。
カンカンカンと階段を上がると、お着物の茜さん、打ち合わせ中。どうぞどうぞと、
自由にさせてくれる。なんていい場所かしら。畳の窓辺から、公園で子供の遊ぶ声。幸せの音だろう。
あ、ラングレンの本。しかも、古書になっている!思わず、手にとる。
あー、いいなあ、この絵。スウェーデンらしい、やさしいイラスト。
自由にくつろいで、お土産を差し上げて、お暇する。
ちょっと古民家のギャラリーに寄ったり、アートカフェに寄ったり。
神楽坂っていいところ。
ささ、原さんとこいかなきゃ。
こちらに来て3週間。夏にスペインモロッコを旅したそう。
聖典コーランの響くモロッコがそうとう気に入ったそう。現地のお宅にも招かれていい旅だったそう。
すられた意外は。OCEANSのライフスタイルを担当するという。
流行通信でお世話になって、いろいろ理解してくれる心の広い編集さん。
すっかり話こみ、夕風の気持のいい神楽坂を下りる。
えりこさんが、待つ、恵比寿へ。
LAから到着した、THOMAS WILDの展示会へ。
AMANさんが、エージェント。
笑うスケルトンの柄がモチーフ。綺麗なブルーのキャミソールなど、すっかり魅了される。
元スーパーモデルだったらしい、そのお宅は、VOGUEでも取材されるほど。
WANさんの、タヒチブラックパールのアクセサリー。
しっくりくる。何をつけても似合ってしまう。
もう、手放せないほど、美しい。
一折、試して、社長の藤井さんに挨拶をして、下北へ。
クラスカの仙石さんと、下北のうさやへ。
ピラテスイベントをやった、梅園くんがくるというから、同じ小田急線沿いの原さんも呼ぶ、
そうだ、オンザウィなら、マガジンハウスの藤森さんも、来てもらおう。
と、うさやの円卓を皆で囲む。
とりあえず、下北ビールを飲む。お通しのもずくが、いける。
満月ウィークにちなんで、焼酎満月。
いい出汁と梅がきいた、だしまき卵。うーん。と唸りながら皆、ぱくぱくと。
目が丸くなるほど、おいしい、うさやの名物、手作りがんも。
こんながんもがあったのか!というほど、美味しい。
若き料理人、EIJIくんは、海外客からも絶賛され、味にうるさい、関西客も、お兄さん、料理上手すぎと
絶賛する、将来有望な料理人。自ら明け方の骨董市に足を運び、一点一点選びぬいた、骨董品が
店内のインテリア。その器に盛られた料理。目で楽しむ。
いわしのグリル。かしわのたたき。ゴーやサラダ。もう、何をいただいても、全員が至福に包まれる。
深夜までつきない会話。
あー、幸せ。
Media Market アメリカ合衆国
3日間海で過ごして、また東京の生活がスタートする。
朝は涼しい雨だったから、ジョギングお休み!!
六本木ヒルズ49Fへ、
USのいろいろな州政府、観光局、ホテルなどが集結して
メディア対象にミーティングを行う。
お世話になっている、NY市観光庁の井上さんにまずは、ご挨拶に行く。
昨年のNY特集でお世話になった。長年のキャリアでクールな井上さん。ドンのように
特等席におかけになっている。
コンチネンタル航空の永田さんも、空いているうちに。と
ささっと挨拶。BRIOさんの件。
アポをとっていた、ミシシッピ州政府との前に、アメリカ大使館さんにご挨拶に。
気さくなヘレンさんと本田さんとついつい話しがはずむ。報道参事官のマークさんが帰国している朗報を受ける。
ミシシッピリバーは、憧れ。音楽もそうだが、なんか古きよきアメリカの雰囲気が残っていそう。
そう、私の愛するプリンスの故郷。今でも住んでいるらしく、よくライブをやっているとか。
行けば会えるよ。と。えー!
いろんなお話を聞き、いつかタイミングがあえば、のんびり行ってみたいな。
カリフォルニア政府は、素材がたくさんありすぎて、なんでもカリフォルニアキャンペーン中。
なんでもありすぎて、まよってしまう。魅了たっぷりのブルーのイメージの州。
マサチューセッツ州は、ボストンに昨年行ってきたのだが、たったの1日だったので、
あらためてよく話しを聞く。来年のボルボオーシャンレースの寄港地だからね。
バスケットのエルメスと呼ばれるうん十万円のかごがあるらしい。それはどんなパーティーやウェディングでも
対応するセレブバスケットとのこと。
ヒルトンさんと話してみる。たくさんありすぎて、大型ホテルは便利さがポイント。
パリスヒルトンの小話などちょっと聞く。
マリアナ州?サイパンでした。ロタとか。
ついでに、今話題のグランドサークル。スピリッチュアル系のメッカ、セドナがあるとこ。
砂漠の美しいオアシスらしい。アーティストやセレブがたくさん住んでいるから、それは綺麗で魅力的らしく
マドンナもよく通っているとのこと。アース系、ヒーリング系、パワースポットとでも呼ぼうか。
しかし、アメリカ合衆国。あっという間の3時間。
この後は、51Fでレセプションパーティー。
カリフォルニア州のワインをいただく。
会場に、昨年アルゼンチンの招待視察でご一緒した、トラベルライター氏。
苦手みたいで、目があったのに、子供みたいに目をそらし無視する。それはないんじゃあない~。
こんにちは。と声をかけて、よもやま話をする。
NY特集のベスト記事賞の発表だ。私も一応応募してみたの。
ちょっと自信あったけど、
受賞したのは、金城さん!!! あれ? ターザンの金城さん!
もう、金城さんたら。
JANEで、NYのエクササイズ特集で、受賞。往復のチケットとホテル。レンタカー。
いいなあ。たくさん取材費お持ちなのに、うらやましいわ。
金城さん撮影大会が終わったあと、よもやま話をする。
ほんと、いつもこんなパーティーの場で楽しくお会いする方。
あ、スウェーデンにお招きした、フォトグラファーさん!
いろんな方とよもやま話をして、会場を後にする。
ヒルズからは、東京タワーの上に、ぽっかりと満月が。
なんとも東京らしい光景にうっとりする。
金城さんと、そこでお別れして、しばし、満月を見つめる。
そうだ、中秋の名月を忘れて、ラム酒に飲まれて見れず、逗子マリーナに拉致されたことを
この週末のこと思う。
石原都知事杯 葉山ヨットレース
朝。テラからの電話で目が覚める。6時。モーニングコーヒーを入れに船にもどらなきゃ。
奥さんのチームも帰ってきた。材木座の海をちょっとだけ見つめて、後ろ髪ひかれながらいざ、葉山YCへ戻る。
昨日、からだったハーバーがかなり、埋まっている。
みんな戻ってきた。ハッチをあけている船は、熟睡中だから、そっとしておいて、
明け方帰港した船は、片付けをしている。
そんな船に、お帰りなさいと声をかけながら、まわる。
みな、いい疲労感に包まれ、達成感でいい顔している。
いい時間を感じる。
ちょうど、シルビアさんの船、アン・ルシアも帰ってきた。7時半すぎ。もう、24時間ではないか!
あ!菅野さん。一人で。なんの疲労感も見せずに帰ってきた。
この帰港に遭遇できて嬉しい。お迎えにあがる。は~疲れた~。とおっしゃる菅野さん。
いや、疲れというよりは、またひとまわり、エナジーを身にまとってご帰還でしょう。
いやー、一人でよくぞ。去年の荒波よりは良かったろうが、長丁場でしたね。
サンドパイパー改め、新艇で屈辱の初島レースに臨んだ池田委員長にも挨拶に行く。
そう、昨年の強風荒波レースで、マストを折って、レースは断念。船はお陀仏に。。。
10ヶ月も自分達のヨットに乗れないで我慢してきた、方々。
良かった、今年は、無風の苦戦レースでも、無事無傷でお帰りになって。
本当に良かった。
いろんな、感動と喜び、苦笑など。とにかく、皆さんのお顔が見れて、嬉しい。
メガホンで目一杯おつかれさま!と叫びたいほど。待つ身の辛さだったから。
さて、我七福神の様子を見にいかねば。
もうおきたかな。12時半すぎに帰港したらしい。奥サーン。あなたに拉致されなかったら
ポコロコから、七福神のお帰りを迎えられたのに~。もう。。。。
ちょうどテラも登場。おいしい、コーヒーやら食料と共に、アサゲの準備。
あー、いいな。ハーバーの朝。
まだ疲労と眠気でぼーっとしている、オーナークルー、キャプテンの皆さん。
おはようございます。お疲れ様です。
汚れた船上を掃除して、朝げをいただく。
原さんと大阪セーラーのあきこさんと、時ちゃんと、秋谷にドライブ。
原さんの愛する、秘密の場所につれていってもらう。ここに家をたてたいんだって。
いい眺めだなあ。
ハーバーにづっといたので、いい気分転換。秋谷の優雅な海を見つめながら、donへ。
donなどという、飯屋さんぽい、テラスのハイカラレストランからの眺めは最高だ。
ゆったりとした秋谷時間。皆さんはビールを、私はレースに出てないから、レモンスカッシュを。
しらすのパスタや、アンチョビピザをつまみに、あれこれ話し込む。
これもいい時間。
レースに誘ってくれた、ホワイトクレストさんにご挨拶。
やっぱり、ホワイトクレストさんにお世話になれば、良かったかなあ。
オーナーさんのお言葉に甘えて。
まだ、この辺りの感じが良くわからず、遠慮してしまった。
うちに来なさい。大切にするよ。
なんだか、お嫁に来てくれとでもおっしゃってくれているようで、
ちょっと恥ずかしく、若い娘のようにうつむいてしまう。(なぜだ!!!)
そんなこと生まれてこの方、言われたことないから。
言葉のあやかもお世辞かもしれないが、テレてしまって、何もいいかえせない。
乗ってみなきゃ、わからないんだから、一度のりなさい。
余川くんとこだけが、ヨットじゃあないよと。
大切にするよ。
身にしみる言葉。
素直に受けるべきかどうか、そうとう迷った結果、今回は乗らなかったけど。
呼ばれているうちが花、必要としているところに行きなさいと言われたことを思い出す。
一緒に、表彰式へ行きましょうと。とてもジェントル。
恥ずかしくなり、無言のまま、うつむきながら、ポンツーンを、歩いていくと
正面から、crewの皆さん。
恥ずかしさを消したいから、かけっていき、無理やり、ホームベースに戻る。
なぜか、表彰式には出なかった。
テラと一緒に、森戸へ泳ぎに行く。
まだ暖かいけど、冷たい海水で、心と体を冷やした。
http://jp.youtube.com/watch?v=ojpbOJjrGBQ