シルヴィアさん
朝6時。葉山マリーナへ向かう。
今日は、シルヴィアさんの新艇に乗せてもらえる、嬉しい日。
まずは、ホームグラウンドで、三浦さんに挨拶。
乗りなよ!と嬉しいお誘い。あー残念。
今度三浦さんにお料理してあげよう。
マリーナへ。
フィンランドのヨットは、まるで新居。
リビングルームに、快適なベッドルーム。2つのウォッシュルーム。オーブンまでついているキッチン。
わお!
セレブ艇。
なのに、間違ってビーサンはいてきちゃった。あー。
チャーミングなドイツ人のシルヴィアさんのご主人の近藤さんは、ちょっと素敵。
科学者という。アインシュタイン系。
東工大時代に筋金入りの体育会系ヨット部出身。おおらかで、素敵。
独自の世界感と、科学の神秘に包まれていて、余裕のある笑顔が素敵。
レースの時は怒鳴るけどと、シルヴィアさん。
いつも華やかで賑やかなシルヴィアさん。
いろいろ積み込んで、出航。
しょっとポツポツきたが、気二しない。
北欧の海はこんなだし、ヨット大国のイギリスやオランダだって、こんな色の海と空の日でも
出る。オーニングを前後からだし、風と雨をシャット。
シートも太い。
ちょっと海上に飢えていたので、至福の時。
先週の初島を思い起こさせる、無風。
でも、海上に浮かんでいられるこの至福。
アン・ルシア号は、女性だと思う。
舵取りが思うようにいかない、手のかかる可愛い女。
だから、なんだか可愛くて仕方ないんだと思う。
視界が利かず、どこ江ノ島?どこ葉山?
杉本博の写真の世界。あーアーティスティック。
雨が強くなってきても、喜んでセーリングを続ける。
アン・ルシアさん、ふん、ふん、いいながら、Knotが上がるごとにその魅力を見せ付ける。
材木座沖まで行きたいなあと、方向展開すると、バケツをひっくり返したような豪雨。
仕方ないマリーナに帰って、食事でも作ろう。
アン・ルシアさんに帰りましょうと、舵をマリーナに向ける。
レースでもないのに、レースに出てるような気分。自然にまみれている感じがいい。
マリーナにつくと、クラブレース艇も次々戻ってきた。
彼らは本当にレース、お疲れ様。
こちらは、クルージングだから、こんなでも楽しい。
無花果とスモークチーズ。大好物のレバーペーストとライ麦パン。
フジコヘミングウェイのビールをお土産に、
リビングルームで食する。
なんて、快適なんだろう。こんな船を持つことができるのは、ほんの一握り。
早期退職をして、世界へ洋上生活をしながら航海をするという、素敵なご夫婦。
日頃クラブレースのパーティーでしかお話しないから、いろいろと話をお聞きして
楽しく過ごす。聞けば聞くほど素敵なご夫婦。
5時、雨が上がり、葉山の木々から白いもやがたちこめる。
Team Volvo in Tokyo
ケネスさんが、東京にやってきた。
Volvoのワールドチームを従えて。東京18年住んでいたから、
毎晩東京案内をかってでている。
今、河童橋。
ケネスさん、大好きな河童橋。スウェーデン人が買い付けるナイフがある店。
スカンジナビア航空クルー御用達。スウェーデン大使館御用達。
男が料理をするスウェーデンでは、いいナイフが必需品のよう。
もう何人のスウェーデン男子にこのナイフショップを付き合ったことだろう。
そして、そのナイフの魅力に惚れ惚れする彼らの表情を。
いつもスウェーデンに行くと必ず、お宅のディナーに招かれる。
何件もいくが、殆どが男性が作る。
共働きが鉄則のスウェーデン。家事は分担。
でも料理は男。マティアスも、そういえば、華麗なるフルコースを作ってもらったとき。
I DonT Know Why But I amCooking Every day.......
と、つぶやいていた。
いや、それが見事だから、そうしなさいよ、と、いうしかない。
土曜日の夜の渋谷を歩くことは滅多にない。
こうやって、海外ゲストが来た時ぐらい。
ビックカメラで、お土産のDVD買ったり、PCまわり、ゲームなどなど。
いくら時間があっても楽しいようだ。
渋谷の交差点はそれは衝撃的。そう彼らにとって。
銀座線の渡り廊下のガラス窓から見える光景に目が釘付け。
センター街歩いても、スペイン坂歩いても、もう、キョロキョロ。
こんな時に、東京をやけに自慢に思うの。
凄いでしょう。この都市!
昼は浅草でしゃぶしゃぶを食べたというから、夜は、お決まり!権八。
ケネスさんのあの丸い笑顔が大好きよ。
コールハーン
夕方の神山町が好き。
代々木上原からふらふらと、八幡を通り、渋谷川が流れていたという
商店街。庶民的な雰囲気が残っている。ちょっと気になるワインバーとか、カフェ。
大好きな本屋さん。結構そこで立ち読みをする。
だんだん飲食店が増えていくころに、渋谷に到着。
ちょっとだけ、密かな楽しみ。タワーレコードでサボる。
ヘッドフォンつけて、キマグレンをがんがんに最高音で聞く。
終わってしまう、夏を懐かしむ、暑くても葉山に行くと海風が気持よく、音霊から聴こえてくる
ライブ音が今年のヨットハーバーのバックミュージック。
キマグレンの音も逗子の音。ふーいろんな思いが交差する夏だったね、キマグレン。
おーはたゆーいちの、一曲目もいいねえ。
今日は、昨年ディナーパーティーでご一緒した、メルボルンのエマさんが、トモローランドさんで個展を開く初日。
そのオープニングレセプション。メルボルンから、いらしている、池谷さんにご挨拶。
池谷さんは、メルボルンのアーティストのプロモーションをして、年に数回来日する。
白い、ポリプレピレンの素材がエマの好奇心でナチュラルなオブジェに。鳥のアイコン。
北欧の雰囲気を漂わせる、透明感。
エマ・ディビスは、再びの来日を喜んでいる。ご飯がおいしくって。。毎日美味しいものいただいているの、
また、帰ったらジーンズのボタンがしまらなくなってしまってもいい。と食も楽しんでいる。
その日のフィンガーフードは、もちろん、杉浦社長のところから。美しいフィンガーフードに、今話題の
フェアリーケーキのカップケーキも。良かった、丸の内でうろうろ探したけど、見つけられなかったので、お1ついただく。。ちょっと甘。。
プレスの枝さんと、久しぶりにお会いする。あいかわらずほっそりと、健康的。
アートディレクターの佐々木氏を紹介していただく。北欧にご興味あるそう。
コンセルジュガールズ、林さんと、岡村さんもいらしている。
美しいデザインに見とれて、レセプションを後にする。
表参道で、AndAもイギリスからファンキーな5人組みアーティストを招いて、ライブアートパーティー。
プレスの喜多さん、もう囲まれてお忙しそう。
会場も若者で溢れている。
骨董通りを歩いて、コール・ハーンのレセプションに向かう。
あ、着物教室で同級生だった、柏木さん!
お会いしたかったんだな、久しぶりに。素敵な奥様で、大好きなの。
来週あたり、飲みましょうと。子供のもとに帰してあげる。
青山会館は迎賓館のようで、素敵な館。プールもあり、会場ではルーレットやスロットマシーンに
興じているゲストで溢れている。
ELLEの森さんとご挨拶する。グラマラスだった神保さんも。
初めて、ルーレットに参加してみる。
もう商品もないらしいので、気軽に。
やり方わからないから、みようみまねでやっていると、古川さんが、教えてくれた。
ラスト3ゲームで、すっからかん。
良かった、現生でなくって。