親友ゲートと初対面!いざハンブルク!!3時間だけね | フレンチ客船なブログ

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自身の客船漫画や客船に乗船した時の話などをブログで不定期に更新しています。
更新頻度は主に木曜日と週末ですが、基本、不定期です。
今更ですがアスペルガー症候群です。でもあまり語りませんので悪しからず。

そうしてクイーンメリー2はハンブルクに入港。

 

私も少し早めに一時下船を始めました。

 

ハンブルクでツアーや散策をする乗客は専用の小さな黄色いツアーパスのような紙を前日のうちにもらい、

乗下船時にそれを提示すればOKときています。

 

昔はいちいちパスポートをパーサーズオフィスに前日に提出して、入国のスタンプを押してもらわなければいけなかったのが、これほどまでに進歩しているとは!

 

下船するときに、ダイニングで一緒だった若いお兄さんとお別れをして、

私もクイーンメリー2から下ります。無論、黄色の紙を忘れずに!

ここではハンブルクでクルーズが終了する人たちと一緒に下船しますが、

黄色い紙を持っている人はそれを税関で提示するだけで通れます。

 

そうしてついに人生で初めてドイツの地に降り立ちました!!

ゲートに電話します。

 

「もしもし、今下船しました」

 

「あ~!ハイハイ!!どこにいるの?」

 

「下船口にいるから、乗船エリアってこっちだね?」

 

「あ~~~!!!いた~~~~」

 

そうして初めて海外の船つながりで知り合った親友、ゲートと逢うことができました!

 

ゲートはむっちゃ嬉しかったようで、私の頬に2回キスを❤❤❤

 

むっちゃ向こう式の挨拶を受けて嬉しかったです。

そうして二人で市内に繰り出します。

 

とはいっても既に午後の3時になっていてゲートの帰りの電車は6時半、

あまり時間はなかったのですが、もし予定通りに入港していたら・・・・・グスッ・・・・・

 

ターミナルから歩いてしばらくすると、右に入ると横浜のシーバスのような渡し船に乗ります。

こんな感じで市街地中心部へと行けるのです。

 

対岸に到着すると凄い人でたくさんでした。

時々は立ち止まってハンブルクの街並みを撮影。

 

ホテルが見えますか?(画面中央の白い建物です)

ゲートは「あのホテルは素晴らしい歴史があってね、大昔から運営してるんだよ。」と説明していました。

それこそ、まだヒトラーすらいなかったようなくらいから運営している由緒正しいホテルのようです。

「あのホテルはね、船の模型もたくさんあるからあそこでお茶しようか!」

 

信号に渡るのに夢中なのと疲労で撮影を忘れていました。すみません。

後ついでに言うと、ホテル内部は撮影できませんでした。

 

しかし館内には昔の船のステアリングやテレグラフ(船の出力を機関室に指示する装置、今日では直接エンジン出力を調整できます)がありました。

「これってクイーンメリーのテレグラフに似てるよね」私

 

さらにバーのほうに行くと戦後のドイツ客船ハンゼアティックの模型まであったりして、贅沢でした。

 

テラスに座って優雅にお茶します。ゲートはコーヒーでしたが私は普通に水にしておきました。

水もお金がかかりましたが、つくづく日本の水資源の豊富さに驚きます。

 

水がタダで出てくるって日本ぐらいかも・・・・・わからんけど。

 

ゲートはオリジナルの客船を考案しており、それを就航させようと奮闘しています。

超高級客船らしいです。

 

怪しい・・・・・と思うかもしれませんが、ちゃんとゲートの仕事とか知っているのでご安心を!普通にいい人だから!!

 

同時にゲートは同性愛者でもあり、熱く自分の信条を語ったり、私は英語力が低いため何を言ってるのか理解できても返せませんでした、中々・・・・・

そうしてウエイターさんがお水とコーヒーを持ってきてくれました。

その時もゲートはウエイターの方に「この子は凄いよ~、船の絵が素晴らしいんだ」とドイツ語で私を紹介してくれたり、

私はたどたどしいドイツ語で「ドイツ語はできませんが(ドイツ語で)、英語はできますか?(英語で)」と

 

何気にミニマルチリンガルを披露します。

 

私の船の絵を見せたらウエイターさんは驚いて、「これ描いたが!?」「売りや~~❤(なぜ土佐弁?もちろん英語だ!)」と嬉しい言葉を言ってくれたり、

7年前のクイーンエリザベスとは大違いの評価でした。

エリザベスで見せても「funny」とか言われたりして、微妙でした。

 

ミツバチが周りでブンブン言いながらまとわりついていたので、ゲートに

「日本語使っていい?」

 

「いいよ」

 

「シッシ!!あっちいきや!!!」とハチに言うとゲートに大うけしてました。

 

そうして飲み終わり、ホテルを後にします。

 

ゲートの列車の時間がないため、すぐに元来た道へと戻り、再びシーバスへ。

シーバスの船内でウクライナ情勢の話をしたり、私の父の脳梗塞の話をしたり。

 

「お父さん大丈夫?」

 

「もう右腕が使えなくなってる、動かせないんだ。歩き方もぎこちないし、」

 

そうしてシーバスは元のクルーズターミナルの近くへ。

ゲートとお別れしました。

 

ゲートは別れ際に私の顔をパチパチ。

 

そうして短いながらも充実したハンブルク観光は終わりました。

 

ターミナルに戻り、黄色のパスを提示して再び船に戻るとき、フランス人の乗客がいて、かなりの大声でがなり立てていました。

年配のお爺ちゃんだったからね。

昔のフランス人気質なんでしょうね。

クイーンメリー2の巨大な船体、ホントに巨大ですよ。