これまで日本中いろんなところへ行ってきた。
社会人2年目の頃に東日本、3年目の頃に全国に泊まりで出張だったので、東北全県、長崎と熊本を除く九州、北海道、沖縄、長野、新潟、石川県や和歌山県などを訪れることができた。
これまで日本中いろんなところへ行ってきた。
社会人2年目の頃に東日本、3年目の頃に全国に泊まりで出張だったので、東北全県、長崎と熊本を除く九州、北海道、沖縄、長野、新潟、石川県や和歌山県などを訪れることができた。
メガネウラという大きいトンボのような生き物が、約3億年ぐらい前の地層から見つかる。空の大怪獣ラドンでは、数メートルもあるヤゴのようなメガヌロンが、ラドンのえさになっていて、最近のゴジラでは成体になったメガニューラやメガギラスが出てくる。羽を広げた大きさが70cmほどの、今のトンボより原始的なものらしい。
人間との直接のサイズ比較はあまり意味がない気がする。大型昆虫があらわれたとされる3億6千万年前頃は、人類はまだ両生類のようなものだった。
5億年前頃のカンブリア紀の海にはアノマロカリスやオパビニアのような節足動物がいたが、脊椎動物はまだ魚以前の脊索動物だった。4億年前頃には、魚は河川などの淡水域に進出して肺魚やシーラカンスや、硬骨魚類になって行った。おそらく獲物を追って、ウミサソリのような捕食動物が汽水域や淡水域にやってきて、水の中だけでなく空気中でも呼吸できるようになって行った。
3億6千万年前ぐらいに、両生類と大型昆虫の両方が登場している。われわれは、昆虫が変態をするのに驚くが、両生類は水中に卵を産んで、かえった幼生は四肢がない。成長すると手足(四肢)が生えてきて、呼吸も鰓呼吸から肺呼吸に変わる。今の両生類はイモリやサンショウウオなどは成体になっても水中生活をしているけど、もともと成体になると地上で暮らす体の仕組みになる。
メガネウラの幼虫は何10cmもある大きいヤゴだったから、今の水生昆虫が、ほかの昆虫以外に魚や、特にオタマジャクシを好んで捕食することを考えると、当時の大型両生類のオタマジャクシは食べられていたことになる。まだ人類はいないから、そのうちの生き残りのうち、のちに人類になったものがいる。成虫になったメガネウラが両生類の成体を捕食できたかはわからないけど、飛翔能力は今のトンボほどではなく、ゆらゆら飛んでいたイメージだから、素早く羽虫をとらえるというよりは、地上のほかの昆虫や四足動物をとらえることもできたかもしれない。当時は酸素濃度が今より高かったから、虫が大型化したと説明されるけど、食べるものも多かったものと思われる。
オニヤンマで羽を広げた大きさは10cmくらいで、ヤゴは4〜5cmほどらしい。メガネウラが70cmとすると、そのヤゴは30〜35cm程度だろうか。まだオタマジャクシだった頃の人間はどれくらいかというと、オオサンショウウオの場合で、卵から生まれて2〜3cm、手足(四肢)が生えてくるのは5〜7cmぐらいの大きさらしい。メガヌロンはもともと体長8メートルに設定されているから、人間の約4〜5倍の大きさである。もっとも、メカギラス版の2メートルのヤゴでも人間を襲えるだろうとは思う。
3億1千万年前ぐらいに、水中に卵を産んでいた両生類から分かれて、陸上に卵を産むものがあらわれて、これが哺乳類(単弓類)と爬虫類(双弓類)に分かれていく。恐竜や鳥類は地上を支配する生き物となって行った。人間は今でも虫を怖れている。猫がマタタビを好むのは、蚊を寄せ付けない防虫効果のためだと最近言われるようになった。一方で、地上を支配した恐竜の末裔である鳥たちは、虫なんか平気で食べてしまうぐらい強い。
エビラは実際の映画を見る前は、そんなに印象がなかった。ただのエビやん、みたいな。特別な能力があるわけでもなく、武器ははさみで。カニみたいなザリガニみたいなはさみがついている。しかしよく考えたら、エビやイセエビには、はさみはない。
オマール海老には、はさみがある。オマールというのはフランス語でロブスターのことで、意味はハンマーでははさみを現している。食材としてのロブスターには、イセエビも含まれるようだけど、一般的なロブスターははさみのある方で、ウミザリガニという名前もあって、海に住むザリガニに近い仲間だが、淡水性のでもニホンザリガニやウチダザリガニは高級食材になる。
エビラは、レッチ島というインファント島に近い島の近海にいたが、モスラは20分以内に飛んでいける距離で、西表島近海の架空の島だろう。赤イ竹による核開発の放射性廃棄物であのようになったが、元は普通のエビだったという設定。ロブスターまたはオマール海老は、日本人からみて、普通のエビではないと思うから、なんか違うと思う。
オマール海老は、アカザエビ科らしい。アカザエビは東京湾や駿河湾などの深海にいるエビで、高級食材になる。ハサミが左右で大きさ違うなどの設定は、アカザエビ科のエビでみられるらしいが、おそらくこのアカザエビまたはその近縁種がエビラとなったものだろう。
ところで4億年前にはウミサソリというものがいて、ウミサソリはもともと浅い海にいたが、汽水域や淡水の河川や湖沼に生息域を広げて、大きいもので2.5メートルあった。5億年前の海にいたアノマロカリスは、昔1メートルあるといわれたが、最近は修正されて40cmほどと言われている。それでも大きいのだけど、当時はまだ魚の祖先にあたる数cmの脊索動物の時代、硬骨魚類はそれから淡水域に進出して、肺を獲得して、今の海に住んでいる浮袋のある魚はその子孫になる。魚はピラニアなどを除いて口に入る大きさのものしか食べないが、今の水生昆虫は体長の1.5倍ぐらいまでの魚やオタマジャクシを捕えるので、シーラカンスあたりをウミサソリは、はさみで捕らえていた可能性がある。ウミサソリがいなくなって、かわりに今の河川にはワニがいるようになったが、現在の甲殻類は捕食される側なのに対して、エビラは先祖帰りしてゴジラと戦ったんだな、きっと。
ところで、企画段階では、映画はゴジラではなくキングコングだったといわれているから、美女を、前に寝てしまうゴジラがきっとその名残りだろう。
ウミサソリ
エビラは逆エビに尻尾を反らせることができる