戦闘メカ ザブングルは1982年の作品、映画版ザブングル・グラフィティは1983年、ドキュメント太陽の牙ダグラムと同時公開された。
今見ると1980年代のアニメは、とても情報量が多い、マクロス劇場版なんかも映像的にすごいけど、本作は登場人物の思想や行動原理に反映している。親を殺されて3日で忘れろ、と言われても、忘れられるものか、という主人公の行動に端を発している。しかし、悪人であるはずのティンプも、実はジロンの親は多分ブローカー同士のいさかいなどで手にかけたとしても、子供のジロンはあえて見逃して命を助けたわけで、そのような人物像を描ける富野さんはすごい。最近勲章もらったみたいだけれど、前からもっと評価されていい人だと、そう思っていた。
プレミアムバンダイで、WM(ウォーカーマシン)のドラン・タイプが発売されている。ザブングルからウォーカーギャリアに主役メカが交代するのは、これが初だか、ザブングル自体も二機いる。
ダブルヒロインで、エルチとラグがいるが、ジロンの本命は、エルチ・カーゴの方。今の人はもっと適当に生きてるように思うが、この時代の人間関係の描き方は、こだわりがあって今見るとすごい。
ところで、同じランライズで、ザンボット3の恵子は美少女キャラで性格もかわいいのだけど、このアニメにも、ビリン・ナダという隠れた美少女キャラがいる。あまりフィギュアとかにはなっていない。ビリンは、もともと反政府組織(反イノセント)であるソルトのメンバーで、15歳、キャローン・キャルという姉がいて、姉は敵として登場する。ビリンは赤い服で、ピンクまたは肌色のタイツをはいているのだけど、ガンダムのミハルと同じ声優さんで、ミハルはゲストキャラ扱いだけど、最後まで一緒に仲間でいてくれる。
ビリンの特徴は、ポニテ美少女なんだけど、声が小娘ではなくてどこかおばさんくさい。ドラン・タイプに乗ってくるグレタ・カラスほどではないが。まあグレタもかわいいところはあるが。戦場をWMレッグ・タイプで駆け巡る戦う女、強い女といったところ。結構こういう人好きな人がいて、人気はあるようだ。





